ITTFのワールドツアーは、年間を通じて行われるITTFの大会のなかでもっとも中心となる大会シリーズです。
大会の格、つまり獲得できるポイントではオリンピック、世界選手権、ワールドカップより下で、チャレンジプラスシリーズ、チャレンジシリーズより上になります。
1年間に行われるワールドツアーの大会には次の3種類があります。
ワールドツアーとワールドツアープラチナの大会は年間6回ずつ、合計12回開催されます。ワールドツアーよりワールドツアープラチナの方が最終結果により獲得できるポイントが高く、賞金も高くなります。獲得できる世界ランキング用のポイントは、ワールドツアープラチナがワールドツアーの1.25倍、つまりワールドツアはワールドツアープラチナの80%となっています。
ワールドツアーグランドファイナルは、すべてのワールドツアー/プラチナ大会が終わった12月に行われる1回だけの大会で12回のワールドツアー/プラチナ大会の成績がよかった上位選手だけが出場してワールドツアーの年間チャンピオンを決定します。獲得できる世界ランキング用のポイントや賞金もワールドツアーおよびワールドツアープラチナの大会より高いです。
各大会では通常、男子と女子のシングルス、男子と女子のダブルス、混合ダブルスの5種目が行われます。
(オレンジ色の大会名は終了した大会のまとめページへのリンクになっています)