【卓球】 2019年11月世界ランキング

 国際卓球連盟(ITTF)のホームページで2019年11月の世界ランキングが発表されました。ランキング順とランキングポイントをまとめます。


2019年11月のランキングポイントは原則2018年11月から2019年10月に行われた大会が対象になります。つまり、2019年10月に獲得したポイントが10月のランキングポイントに加えて新たにランキングポイントの対象になり、2018年10月に獲得したポイントは対象でなくなります。


2019年10月に行われた大会では以下の大会がシニアのポイントの対象になります。


  • スウェーデンオープン(ワールドツアー)
  • ドイツオープン(ワールドツアープラチナ)
  • INASグローバルゲームス(その他の大会)
  • ポーランドオープン(チャレンジシリーズ)
  • 2019女子ワールドカップ
  • ベラルーシオープン(チャレンジシリーズ)
また、10月の世界ランキングでポイントが無効になった大会は以下の4大会です。
  • 2018女子ワールドカップ
  • ベルギーオープン(チャレンジシリーズ)
  • スウェーデンオープン(ワールドツアー)
ではまず今月のランキングを見てみましょう。
 *カッコ内は前月順位 女子 ポイント 男子ポイント 
 1陳夢(中国)(1) 16965(+360)樊振東(中国)(2)16250(+1050) 
 2劉詩雯(中国)(5)15360(+1290) 許昕(中国)(1)16160(+180)
 3孫穎莎(中国)(6)14895(+1080)林高遠(中国)(4)14975(+90)
 4朱雨玲(中国)(3)14330(+120)馬龍(中国)(3) 14955(±0)
5 王曼昱(中国)(4)14210(±0)張本智和(日本)(5)13465(±0)
 6丁寧(中国)(2)13910 (-1110)カルデラノ(ブラジル)(6)12790 (±0)
 7伊藤美誠(日本)(7)13340 (+820)梁靖崑(中国)(8)12575(+385)
 8石川佳純(日本)(8)11805(-638)ボル(ドイツ)(7) 12445(±0)
 9馮天薇(シンガポール)(12)11660(+1145)ファルク(スウェーデン)(9)12140(±0)
 10平野美宇(日本)(9)11375(-765)林昀儒(台湾)(10)
11055(±0)
 11鄭怡静(台湾)(10)11360(-765)丹羽孝希(日本) (11)
10840(±0)
 12陳幸同(中国)(13) 10710(+225)オフチャロフ(ドイツ)(12)
10763 (±0)
 13何卓佳(中国)(15)10030 (+290)水谷隼(日本)(13)10195 (±0)

 先月(10月)は、優勝ポイントの大きいワールドツアーとワールドツアープラチナが1大会ずつありました。このためドイツオープンで優勝した樊振東が1位に返り咲きました。とはいえ、トップ10全体では1位と2位、3位と4位、7位と8位が入れ替わっただけで大きな動きはありませんでした。

一方女子はこのワールドツアー2大会以外に女子ワールドカップがあったためワールドカップ優勝の劉詩雯と3位の馮天薇、ドイツオープン優勝の孫穎莎が大きく順位を上げました。また、8位の石川佳純と11位の鄭怡静が445ポイント差と500ポイント以内に4選手がいてトップ10圏内をはさんで接戦の状態です。
また、中国の何卓佳が15位から13位に上がり、13位までに8人の中国選手がひしめく状態になっています。

 そのほかの主な日本選手の順位は、女子は、佐藤瞳19位(19位)、加藤美優21位(24位)、早田ひな25位(26位)、芝田沙季30位(28位)、橋本帆乃香34位(36位)、長﨑美柚50位(49位)となっています。

男子は、吉村和弘38位(36位)、森薗政崇44(43位)、吉村真晴48位(48位)となっています。


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