ここでは、出場選手、試合方式をまとめます。
大陸カップはワールドカップの予選の役目も果たしていて、例年はアジアカップとヨーロッパカップの3位まで、パンナム(北南米)カップの準優勝まで、アフリカカップとオセアニアカップの優勝者は世界ランキングに関係なく出場でき、
残りの出場者は各大陸カップの上位入賞選手から世界ランキング順に選ばれます。また、最新の世界選手権個人戦優勝者と地元選手1名も出場でき、合計20選手が招待されます。
また、1つの国/地域からは最大2選手まで出場できます。
ただし、今年は4月から国際大会の中断でアジアカップとオセアニアカップが開催されていないため、これらの地域では世界ランキング上位選手から招待されます。
今年の出場者は以下の選手です。また、例年は20選手ですが今年は21選手になっています。
以下が今年の招待選手です。カッコ内の数字は最新(4月)の世界ランキングです。
枠 | 女子 | 男子 |
---|---|---|
世界選手権優勝者 | 馬龍(中国、3) | |
アフリカTop16カップ優勝者 | ディナ・メシュレフ(エジプト、) | アーメッド・サレ(エジプト、78) |
ヨーロッパTop16カップ(1番枠) | ペトリサ・ソルヤ(ドイツ、20) | ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア、34) |
ヨーロッパTop16カップ(2番枠) | ブリット・エーラント(オランダ、30) | ロベルト・ガルドス(オーストリア、28) |
ヨーロッパTop16カップ(3番枠) | ソフィア・ポルカノバ(オーストリア、14) | トミスラフ・プツァル(スロベニア、37) |
パンナムカップ優勝 | アドリアナ・ディアス(プエルトルコ、19) | ウーゴ・カルデラノ(ブラジル、6) |
パンナムカップ準優勝 | チャン・リリー(米国、27) | グスタボ・ツボイ(ブラジル、44) |
上位入賞者枠1 | 陳夢(中国、1) | 樊振東(中国、1) |
上位入賞者枠2 | 伊藤美誠(日本、2) | 張本智和(日本、4) |
上位入賞者枠3 | 孫穎莎(中国、3) | 林昀儒(台湾、7) |
上位入賞者枠4 | 鄭怡静(台湾、8) | マティアス・ファルク(スウェーデン、9) |
上位入賞者枠5 | 馮天薇(シンガポール、9) | ディミトリー・オフチャロフ(ドイツ、11) |
上位入賞者枠6 | 石川佳純(日本、9) | 丹羽孝希(日本、13) |
上位入賞者枠7 | 杜凱栞(香港、15) | 鄭栄植(韓国、14) |
上位入賞者枠8 | 田志希(韓国、16) | リアム・ピッチフォード(イングランド、15) |
上位入賞者枠9 | 徐孝元(韓国、23) | パトリック・フランチスカ(ドイツ、16) |
上位入賞者枠10 | ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア、24) | 張禹珍(韓国、18) |
上位入賞者枠11 | ハン・イン(ドイツ、25) | クアドリ・アルナ(ナイジェリア、20) |
上位入賞者枠12 | 陳思羽(台湾、26) | 黃鎮廷(香港、21) |
上位入賞者枠13 | ウー・ユエ(米国、32) | カナック・ジャ(米国、27) |
上位入賞者枠14 | ジャン・モー(カナダ、34) | 荘智淵(台湾、30) |
上位入賞者枠15 | マルガリータ・ペソツカ(ウクライナ、38) |
(メモ)女子は世界選手権優勝者の劉詩雯が欠場のため上位入賞者は15名になります。また、ヨーロッパTop16カップ優勝のティモ・ボルが欠場のため2位~4位の選手が繰り上がっています。 中国選手が上位にいるため地元選手枠はありません。
試合はステージ1(予選)とステージ2(本戦)に分けて行われます。
最新(4月)の世界ランキング上位8選手はシード選手となりステージ2からとなります。
ステージ1では、残りの9番目の選手から21番目の選手でステージ2に進む8名を決めます。ステージ2は、シード選手8名とステージ1から勝ち上がった8名の16名でトーナメント方式で優勝を争います。
ゲームはすべて7ゲームマッチで行われます。
ステージ1の試合方式:
各グループの1位と2位の選手がステージ2(本戦)に進むことができます。
ステージ2の試合方式:
上記の方法の組み合わせの16選手で勝ち抜きのトーナメントで1~3位を決定します。
図にすると次のようになります。
順位 | 賞金(米国ドル、カッコ内は円) |
---|---|
優勝 | 55,000 (約566万円) |
準優勝 | 40,000 (412万円) |
3位 | 20,000 (206万円) |
4位 | 14,000 (144万円) |
5~8位 | 10,000 (103万円) |
9~16位 | 7,000 (72万円) |
17~21位 | 5,000 (51万円) |