【卓球】2021年1月(第1週)世界ランキング

 2021年1月6日に卓球の2021年1月最初の世界ランキングが発表されました。
2020年12月には大会が行われていないため基本的に順位は変わりませんが、2021年から世界ランキングシステム(規約)が変更になり(2021年の新世界ランキングシステムについてはこちらを参照)計算方法も変更になったためランキングポイントが変わっています。また、世界ランキングの発表も毎週火曜日に行われます。

ここでは毎月の最初の週の世界ランキングをその月の世界ランキングとしてまとめます。
今回は2021年1月第1週の世界ランキングとランキングポイントをまとめます。

今回の世界ランキングは第1週の世界ランキングなので2021年の大会がなく、新しい獲得ポイントはありません。
また、2019年12月に行われたグランドファイナルなど1年以上前の大会のポイントも無効としては扱われません。
代わりに、2020年12月のランキングポイントに一定の割合を掛けたものの合計が2020年からの繰り越しのランキングポイントとなります。
例えば、2021年の第1週から第6週のこの割合は8割なので、2021年第1週のランキングポイントは、2021年のランキングポイントと、2020年12月のランキングポイントの8割の合計となります。
つまり、次の2つの合計となります。
  1. 2021年のランキングポイント(最大8大会での獲得ポイント)
  2. 2020年12月のランキングポイントの8割
(2)の2020年12月のランキングポイントに掛け合わせる割合はだんだん減っていき年末(49週以降)には「0割」になります(詳細は2021年世界ランキングシステムのポイント表を参照)。

ではまず今月のランキングを見てみましょう。


*カッコ内は
前回順位
女子 ポイント 男子 ポイント
1 陳夢(中国、1) 15800(19750) 樊振東(中国、1) 14792(18490)
2 孫穎莎(中国、2) 13120(16400) 許昕(中国、2) 13808(17260)
3 伊藤美誠(日本、3) 12664(15830) 馬龍(中国、3) 13616(17020)
4 王曼昱(中国、4) 11644(14555) 林高遠(中国、4) 10712(13390)
5 丁寧(中国、5) 10760(13450) 張本智和(日本、5) 10392(12990)
6 朱雨玲(中国、6) 9780(12225) ウーゴ・カルデラノ(ブラジル、6) 9852(12315)
7 劉詩雯(中国、7) 9660(12075) 林昀儒(台湾、7) 9720(12150)
8 鄭怡静(台湾、8) 9368(11710) マティアス・ファルク(スウェーデン、8) 9356(11695)
9 石川佳純(日本、9) 8880(11100) 梁靖崑(中国、9) 8964(11205)
10 王芸迪(中国、10) 8828(11035) ティモ・ボル(ドイツ、10) 8548(10685)
11 平野美宇(日本、11) 8556(10695) 張禹珍(韓国、11) 8468(10585)
12 馮天薇(シンガポール、12) 8464(10580) ディミトリ・オフチャロフ(ドイツ、12) 8452(10565)
(メモ)カッコ内のポイントは2020年12月のランキングポイントです。
 
上記で説明したように2021年第1週時点の2021年のランキングポイントはないため、すべて2020年12月のランキングポイントの8割になっています。

 そのほかの日本選手も順位の変更はありません。女子は、佐藤瞳17位(7136ポイント)、加藤美優23位(6220)、早田ひな29位(5516)、橋本帆乃香36位(4944)、芝田沙季37位(4920)、木原美悠49位(4424)、長崎美柚56位(4008)、森さくら65位(3596)、安藤みなみ82位(2931)、小塩遥菜88位(2828)、塩見真希90位(2772)となっています。
男子は、丹羽孝希17位(7548)、水谷隼18位(7236)、宇田幸矢35位(4936)、神巧也45位(4368)、森薗政崇48位(4156)、吉村和弘52位(3864)、及川瑞基63位(3640)、吉村真晴66位(3592)、平野友樹97位(3064)となっています。