【卓球】2022WTTスターコンテンダー ヨーロッパサマーシリーズ(7/13~17)


7月13日からWTTヨーロッパサマーシリーズのWTTスターコンテンダー大会がハンガリーのブダペストで開催されます。本戦に先立ち予選が7月11日と7月12日で行われます。

このWTTヨーロッパサマーシリーズ(European Summer Series)ではグランドスマッシュが開催される予定でしたが、先月急遽チャンピオンとスタコンテンダーの開催に変更されました。予算の都合などがあったようです。また、WTTチャンピオン大会と並行してWTTフィーダーも開催されます。

WTT大会のWTTスターコンテンダー大会とWTTコンテンダー大会は世界ランキング21位以下の選手に出場機会を与え、ポイントおよび賞金を獲得できるようにすることを目標にしているため世界ランキング20位以上(TOP20)の出場選手の人数に制限があります。WTTスターコンテンダー大会はWTTコンテンダー大会より格上の大会のため、TOP20からの出場人数はWTTコンテンダー大会より多くなります(通常6名(2021年の4名から増加))。詳細な説明は、「WTT新大会構想の概要」および「WTTスターコンテンダー大会の解説」を参照してください。

今回のWTTスターコンテンダー ヨーロッパサマーシリーズには日本選手は女子6名と男子6名、合計12が出場します。



ここでは、大会の概要、大会日程出場選手ライブ配信の視聴方法を記載します。


1.大会の概要

WTTの大会は昨年までのワールドツアーやチャレンジシリーズと異なる点があります。

(1) 競技種目
    行わる種目は以下の5種目です。
  • 女子シングルス(本戦ベスト48、予選ベスト48)
  • 男子シングルス(本戦ベスト48、予選ベスト48)
  • 女子ダブルス(本戦ベスト16、予選ベスト8)
  • 男子ダブルス(本戦ベスト16、予選ベスト8)
  • 混合ダブルス(本戦ベスト16、予選なし)
(2) 試合方式
  • 女子/男子シングルス(決勝、準決勝):7ゲームマッチ
  • 女子/男子シングルス(準々決勝まで):5ゲームマッチ
  • 女子/男子/混合ダブルス:すべて5ゲームマッチ
  • 決勝トーナメントはシングルスはベスト48、男子/女子/混合ダブルスはベスト16から
  • 予選も本戦同様に勝ち抜きのトーナメント方式で行われる

(3) 獲得できる世界ランキング用のポイントはこちらを参照

(4) 賞金:
シングルス優勝賞金:10,000米ドル(約138万円)
ダブルス優勝賞金:3,500米ドル(48.3万円)

WTTコンテンダー大会で得られるポイントについては「各大会で獲得できる世界ランキング用ポイント一覧表」を参照してください。

2. 大会日程

日付 女子シングルス 男子シングルス 女子ダブルス 男子ダブルス 混合ダブルス
7/11(月) 予選トーナメント
予選トーナメント
予選トーナメント 予選トーナメント
7/12(火) 予選トーナメント
予選トーナメント



7/13(水) 決勝トーナメント
1回戦
決勝トーナメント
1回戦
決勝トーナメント
1回戦(4試合)
決勝トーナメント
1回戦(4試合)
決勝トーナメント
1回戦
7/14(木) 2回戦 2回戦 1回戦(4試合) 1回戦(4試合) 準々決勝
7/15(金) 3回戦
準々決勝
3回戦
準々決勝
準々決勝 準々決勝 準決勝
7/16(土) 準決勝 準決勝 準決勝 準決勝 決勝
7/17(日) 決勝 決勝 決勝 決勝  

3. 出場選手

今大会は、パンデミック下で行われる大会であり、2021年に行われる大会は通常の年より少ないため、以下のようないくつかの特例が設けられています。

  1. シングルスのTOP20の出場選手を4名から8名に増加
  2. シングルスのワイルドカード(WC)は希望者に適用(本戦および予選)
  3. 混合ダブルスの本戦をベスト8からベスト16に変更
女子ダブルス/男子ダブルスは、今回は予選1回戦4試合のみを行い4チームが本戦に進み、本戦はベスト16で行います。混合ダブルスの予選は行われません(規定通り)。

今大会の男女シングルスの本戦(決勝トーナメント)出場は48枠中40枠が確定しています。残り8枠は予選で勝ち抜いた選手になります。

    日本選手は以下の通りです(太字の選手は本戦から)。
  • 女子
    伊藤美誠早田ひな石川佳純木原美悠、平野美宇、芝田沙季
  • 男子
    張本智和宇田幸矢、丹羽孝希、木造勇人、戸上隼輔、篠塚大登

5. ライブ配信の視聴方法

以下のサイトでライブ配信がある可能性があります。ハンガリーのブダペストは日本と7時間の時差があり、 日本が7時間早いです。つまり、現地の午前10時は日本時間の午後5時(17:00)になりますので注意が必要です。