Mother Goose の本 – Humpty Dumpty

児童書

最近 Mother Goose に興味を持ってます。というのは、英語の本をもっと深く味わいたいなら英語圏の人達が子供の頃から親しんでいる Mother Goose を知っておいたほうがいいと思ったからです。

実は僕は Mother Goose は 1 つの内容の決まった本だと思っていたのですが、どうも昔から伝承されているはやし歌や子守唄、昔話などをひっくるめて Mother Goose というようで、お母さんが子供に話したり聞かせたりするものが中心のようです。日本で言えば、かごめかごめや、通りゃんせ、そして桃太郎やうさぎと亀などの昔話がこれにあたります。このような歌やお話は子供の頃から何度も聞かされほとんどの人が常識的に知っています。だから Mother Goose は欧米人にとってそのようないちいち説明する必要のない常識的なものです。日本人の場合、「君はうさぎと亀の亀のような人だね」と言えば意味が通じます。同じように欧米でもある程度の年齢以上を対象にした読み物には Mother Goose の常識が持ち込まれます。長くなりましたが、これが Mother Goose に興味を持った理由です。

Mother Goose をタイトルに掲げた本は無数にあります。Kindle では無料で手に入る本がたくさんありますが殆どは字ばかりで絵がありません。ところが、Mother Moose ははやし歌や言葉遊び (rhyme) も多く絵がないとわかりにくいです。また、ぜひ読み聞かせで聞いてみたいものです。ということで、選んだのがこの本です。実はこの卵オヤジの Hampty Dumpty が壁から落ちるところの絵はよく見かけるのですが最後の “together again” の絵が載っているものを見たことがなくこの本でやっと分かりました(風刺が含まれているらしいことも)。この Humpty Dumpty の見開きのページにリサ・ステッドマイヤーさんの朗読を重ねて YouTube に上げてみましたので視てやってください。朗読はリサさんの『こころに残る英語』の付録CDのものです。この本はもう絶版になっていて中古のみが入手できるようです。

ところで、Kindke Fire HD では文字ベースの本は読み上げてくれる機能があり、0.7 倍速から 4 倍速が設定できます。同じ Humpty Dumpty を Kindle Fire HD に 0.7 倍速で読ませてみましたのでこちらも聞いてみてください。

ところで Amazon で8月末までまた Kindle Fire の 3000 円引きキャンペーンをやってます。私は7月頭に同じ 3000円引きで買いましたが、カラーのきれいな洋書の無料本をたくさん入手できたりして満足しています。YL2 程度の無料本もたくさんあります。

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