NANCY DREW と THE HARDY BOYS

児童書

Dahl の「Matilda」を読み始めたのですが、まだ読み終えてないので別の話を。

ほかの方のブログで「Nancy Drew」が話題に上がっていて、以前に「NANCY DREW Notebooks」を何冊か読んで、「Nancy Drew and Hardy Boys」の1冊を読みかけたことがあったので、お試し版をダウンロードして読み比べてみました。

ご存知のように、「Nancy Drew Mystery Stories」は女子高生探偵が主人公の人気シリーズで1巻目が1929年に出ており、「The Hardy Boys Mystery Stories」は男子高生の兄弟の探偵が主人公の人気シリーズで1巻目が1927年に出ています。ちょうど並行して、女子と男子に長い間人気があるようでどちらも1970年代には50巻を超えていて、いまも改訂版や新板が出ているようです。そのうえ、主人公の3人がコラボレーションした「Nancy Drew and Hardy Boys」のシリーズも出ています。

NANCY DREW は、Nancy が 8 歳のときを舞台にした「NANCY DREW Notebooks」が1990年代に出て、また最近同じく Nancy が8歳の時が舞台になっている「NANCY DREW and the Clue Crew」というシリーズが始まっています。同じ著者が書いてるようなのですが、80年以上書き続けているって信じられますか。名前だけ引き継いで別の人が書いてるのかなあ。

読みやすさについては、「NANCY DREW」の Carolyn Keene の文が癖がなく読みやすいです。「The Hardy Boys」の Franklin W. Dixon の文はちょっと癖があって読みづらく感じました。スラングではないと思うのですが、若者言葉みたいなものが使われているようで、すぐにピンとこなかったりしました。でも、そちらの方が生きた英語(当時の)かもしれません。使用している単語の難易度は同じぐらいだと思うのですが。

読みやすさレベルは、小学生版の「NANCY DREW」が YL 3.5、高校生版の「NANCY DREW」が YL 4.5、「THE HARDY BOYS」が YL 5 といったところでしょうか。

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