【卓球】 世界ジュニア選手権 団体 男女とも決勝進出

世界ジュニア選手権第3日は男女団体の準々決勝と準決勝が行われ、日本は男女とも決勝に進出した。

女子は準々決勝、準決勝とも苦しい試合を制しました。準々決勝はルーマニア戦だった。第1試合は伊藤美誠が第1セットをストレートで取ったものの、第2試合の平野美宇はディアコヌ相手にいまひとつ調子が出ず、第1ゲームこそ勝ったものの第2ゲームから第4ゲームを11-8、11-8、11-9で敗れセットを落とした。第3セットは早田ひながストレートで勝ったが、第4試合は、伊藤美誠が平野に勝ったディアコヌにやはり苦戦し最終5ゲーム目までもつれこんだ末になんとか勝ち切った。

準決勝は香港との対戦だったがこちらも苦しい試合だった。第1セットの伊藤美誠は麥子詠にいきなり2ゲームを先取されたが、その後3ゲームを危なげなく勝ち、第1セットを取った。しかし、2番手の早田ひなが1-3でセットを取られセットカウントが1-1になった。3番手は、不調の平野美宇に代わり起用された加藤美優が今大会初出場した。加藤美優は最初のゲームは9-11で取られたが、その後3ゲームを11-8、11-7、11-3で勝ち、セットカウント2-1にした。第4ゲームの伊藤美誠は第1セットを9-11で奪われたが第2ゲーム以降を11-9、13-11、12-10と苦しみながらもセットを取得し、セットカウント3-1で決勝に進出した。日本の決勝の相手は、準決勝で韓国をストレートで破った中国だ。決勝は本日12/3現地時間17:00から行われる。

男子は、北朝鮮との準々決勝、台湾との準決勝を危なげなくストレートで勝ち決勝に進出した。波乱は、もうひとつの準決勝で中国が韓国に敗れたことだ。このため、決勝の相手は韓国となった。試合は、女子団体の決勝のあと本日12/3現地時間19:00から行われる。