【卓球】 伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国に勝利、対中国に5戦3勝 - ドイツオープン 2日目結果(女子シングルス)

 卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンの本戦2日目の11月10日に女子シングルスの1回戦と2回戦、男子シングルスの1回戦が行われました。

1回戦 - 対中国に5戦3勝

 1回戦で日本選手と中国選手の対戦が5戦ありましたが、 伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国選手を破りました。 平野美宇は残念ながらゲームカウント2-4で敗れました。橋本帆乃香はゲームオールまでもつれ一度はマッチポイントを握ったのもののゲームカウント3-4で敗れてしまいました。石川佳純は、韓国の鄭先知にストレートで勝ち2回戦に進みました。

女子シングルス1回戦の日本選手の結果は以下のとおりです。


〇石川佳純 vs 鄭先知(台湾)4-0(11-10, 11-8, 11-7, 11-8)

×平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)2-4(8-10, 12-10, 8-10, 8-10, 13-11, 4-11)

〇伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)4-3(7-11, 15-13, 3-11, 11-8, 11-6, 5-11, 11-5)

×長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)2-4(5-11, 11-7, 11-9, 9-11, 9-11, 7-11)

〇早田ひな vs 孫銘阻(中国)4-2(11-9, 11-6, 10-12, 9-11, 11-6, 11-8)

×橋本帆乃香 vs 陳可(中国)3-4(11-8, 9-11, 11-8, 6-11, 9-11, 11-9, 10-12)

〇佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)   4-2(12-10, 5-11, 11-9, 11-7, 9-11, 11-6)

 2回戦に進んだのは4人ですが、3人が中国選手との試合で勝っており中国選手との対戦成績は5戦で3勝2敗と勝ち越しています。いままで、オーストラリアオープンやオーストリアオープンでは1回戦でことごとく予選から上がって来た中国選手に倒されていたのですが今回はだいぶ状況が異なります。また、中国に危機感を与えるでしょうか。といっても、いままでの大会で予選から上がっていい成績を上げた選手はシード選手に上がっている選手もいるので、予選に出ている中国選手は今までより下位の選手です。ただ、伊藤美誠が破った顧玉婷は今年ワールドツアーで平野美宇に3連勝中でこの間のオーストリアオープンでは準決勝まで進んだ選手で中国の一軍の選手ですし、佐藤瞳が勝った王芸迪は二軍の選手ですが石川佳純がオーストリアオープンの1回戦で負けた相手ですのでけして下位ではないです。

2回戦 - 石川佳純と伊藤美誠がベスト8進出

 2回戦に進んだ中国選手は10人、日本選手は4人です。中国選手同士の対戦も石川佳純のいる山で3試合、伊藤美誠らのいる山で1試合あります。それだけに伊藤美誠と早田ひなの日本選手同士の対戦はもったいなかったです。


 石川佳純は接戦になった3ゲーム中2ゲームを制しゲームカウント4-1で勝ちましたが、伊藤美誠と早田ひなは日本選手同士の対戦となり、接戦となった2ゲームを伊藤美誠が制しストレートで早田ひなを下しました。現在世界ランキング2位の中国の陳夢と対戦した佐藤瞳は第4ゲームを取り第5ゲームもデュースになって頑張りましたが及びませんでした。

2回戦の日本選手の結果は次のとおりです。


〇石川佳純 vs 徐孝元(韓国)4-1(13-11, 11-5, 13-11, 13-15,11-8)

〇伊藤美誠 vs 早田ひな ×     4-0(12-10, 11-8, 15-13, 11-8)

×佐藤瞳 vs 陳夢(中国)      1-4(6-11, 3-11, 9-11, 11-5, 10-12)

 石川佳純のいる前半の山の残りの3つの2回戦はすべて中国選手同士の対戦なので当然中国選手(朱雨玲(ツゥユーリン)、王曼昱(ワンマンユ)、武楊(ウーヤン))が勝ち上がりました。伊藤美誠のいる後半の山は中国選手同士の対戦は1つだけでした(日本選手同士の対戦がありましたが)がやはり中国選手3人(陳夢、馮亜蘭(フォンヤーレン)、陳可(チェンク))が残りました。

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