【卓球】 2017ジャパンオープン 1日目(6/14)結果

張本智和、木原美悠ら若手が奮闘

 2017ジャパンオープン1日目の昨日は、シングルス予選ラウンドとU21の試合が行われました。

1. 男子シングルス予選ラウンド

 張本智和は男子シングルス予選ラウンド2回戦でスウェーデンのパーソンとの対戦でしたが、少し気負いすぎたのか接戦になる場面が多くはらはらする試合でしたがゲームカウント4-2でなんとか勝ちました。
また、龍崎東寅、吉田雅己、田添健汰、吉村和弘、平野友樹、上田仁、吉村真晴が予選2回戦に進んでいます。
明日は残りの予選2回戦のあと予選3回戦が行われます。

張本智和は、中国の梁靖崑(20歳)との対戦になります。世界ランキング41位とランキングの近い中国選手であり、今年2月のカタールオープンで松平健太をゲームカウント4-3で破っている選手なので、決して簡単な相手ではなく実力が試されることになります。この対戦で勝てば自信になると思います。

2. 女子シングルス予選ラウンド

 女子シングルスでは成本綾美、安藤みなみが予選1回戦を突破して予選2回戦に進出しました。また、12歳の木原美悠(世界ランキング120位)が韓国の劉恩寵(世界ランキング107位)と対戦し11-6、13-11、11-5、11-4のゲームカウント4-0で1回戦を突破しました。ランキングが近いとはいえ圧倒的な試合展開でした。また、森さくら、加藤美優、浜本由惟は予選1回戦を不戦勝で予選2回戦に進んでいます。

 予選2回戦は今日2日目に行われます。本日の対戦は次のとおりです。

木原美悠 vs 李皓晴(31、香港)

加藤美優 vs 成本綾美

浜本由惟 vs 陳可(中国)

安藤みなみ vs 陳思羽(42、台湾)

森さくら vs A・ディアコヌ(74、ルーマニア)


木原美悠はランキングがかなり離れているので勝てば金星で多くのランキングポイントを取得できます。浜本由惟の対戦相手の陳可はランキングこそありませんがかなりの実力の持ち主だと思います。また、日本人が多く出場しているのでしかたないですが、日本人同士の対戦は前年です。

3. U21男子シングルス

 U21男子シングルスでは、龍崎東寅と高見雅己が準決勝に進出しています。なお、張本智和はシングルスとダブルスに注力するということで、U21は回避しています。

今日2日目に準決勝と決勝が行われます。

準決勝の対戦は次のとおりです。

龍崎東寅 vs Qiu Dang(ドイツ)

高見真己 vs Lim Jonghoon(韓国)

4. U21女子シングルス

 U21女子シングルスでは、木原美悠と梅村優香が準決勝に進んでいます。

木原美悠は予選1回戦で笹尾明日香(世界ランキング98位)と当たり、予選2回戦も安藤みなみ(同66位)と2回の日本人対決を制して準決勝に進みました。特に、安藤みなみ戦では2ゲーム取られた後に3ゲームを連取して逆転勝ちしています。梅村優香も予選1回戦からでしたが予選2回戦ではルーマニアのディアコヌ(U21世界ランキング20位)に勝ちました。

 準決勝と決勝は今日2日目に行われます。準決勝の対戦は次のとおりです。

木原美悠 vs Soo Wai Yam Mininnie(48、香港)

梅村優香 vs Mak Tez Wing(香港)