【卓球】2017年1月と2月の世界ランキング

女子(1月) 女子(2月) 男子(1月) 男子(2月)
 1
丁寧(中国)
丁寧(中国) 馬龍 (中国) 馬龍 (中国)
 2 劉詩文(中国) 朱雨玲(中国) 樊振東(中国)  樊振東(中国) 
 3 朱雨玲 (中国)  石川佳純(日本) 許シン(中国) 許シン(中国)
 4  石川佳純(日本) 馮天薇
(シンガポール)
張継科(中国) 水谷隼(日本)
 5 馮天薇
(シンガポール)
鄭怡静(台湾) 水谷隼(日本) オフチャロフ(独)
 6 鄭怡静(台湾) ハン・イン(ドイツ) オフチャロフ(独) 黃鎮廷(香港)
 7 ハン・イン(ドイツ) 伊藤美誠(日本) 黃鎮廷(香港) 鄭栄植(韓国)
 8 伊藤美誠(日本) 陳夢(中国) サムソノフ
(ベラルーシ)
サムソノフ
(ベラルーシ)
9  平野美宇(日本) 平野美宇(日本) 鄭栄植(韓国) 荘智淵(台湾)
 10 陳夢(中国) フー・メレク(トルコ) 荘智淵(台湾) ボル(ドイツ)

 11位以降の日本人は、女子では浜本由惟が16位(1月は22位)、佐藤瞳が17位(同18位)、早田ひなが19位(同23位)、石垣優香が20位(同24位)、橋本帆乃香が25位(同30位)、男子は18位に松平健太(同17位)、19位に丹羽孝季(同16位)、24位に村松雄斗(同21位)、27位に吉村真晴(同28位)といったところです。女子はやはり10代の選手の躍進が目立ちますね。

 平野美宇は、3位の石川佳純には先月の全日本卓球選手権で、4位の馮天薇には昨年のワールドカップとグランドファイナルで、5位の鄭怡静にはワールドカップでストレートで、7位の伊藤美誠には現在4連勝と上位陣に勝っています。一方、1位の丁寧には中国リーグで、6位のハン・インにはグランドファイナルでストレートで負け、2位の朱雨玲、8位の陳夢には中国リーグで負けています。やはり、中国選手が課題ということでしょうか。

 ここで気付いた方もいると思いますが1月に2位だった中国の劉詩文がランキングに入っていません。調べたところランキングポイントは維持されていますがITTFの世界ランキング自体が2月は付いていないようです。「愛ちゃんはどこ?」と思った方もいると思いますが福原愛も1月、2月とランキングから姿を消しています。
 世界ランキングは試合ごとに加算/減算されるレーティングポイントと大会での成績でもらえるボーナスポイント(1年間有効)の合計で決まるので、急にポイントが減ることはないと思います。福原愛の場合は結婚による休暇、劉詩文の場合は自国の卓球組織からの国際大会の出場停止処分があったので、なんらかの手続きによるランキングからの除外があったのではないかと思います。ちなみに、劉詩文の国際大会出場停止処分は昨年のワールドカップを消極的な理由(精神的不安定)で欠場したことによるものだそうで、1月中旬に解除されました。