【卓球】 みうひなペア、張本/木造ペアは回戦突破 - ドイツオープン1日目の結果

1. ダブルス1回戦結果

 卓球の2017ワールドツアープラチナのドイツオープンの本戦1日目の11月9日はダブルス本戦が始まりました。シングルスは今回出場選手が多いためこの日に予選の第2ラウンドが行われており、本戦は2日目の11/10日からです。


 女子ダブルスは、平野美宇と早田ひなのみうひなペア、石川佳純と伊藤美誠のかすみまペアが参戦しました。男子は、丹羽孝季/上田仁ペアと木造勇人/張本智和ペアが参戦しています。


1回戦の結果は以下のとおりです。

〇平野美宇/早田ひな vs ドイツペア 3-0(11-6、11-4、11-9)

×石川佳純/伊藤美誠 vs リュウ・ジャ/チャン・モー 2-3(10-12、7-11、11-7、11-8、12-14)

×丹羽孝季/上田仁 vs 林兆恒(香港)/干子洋(中国) 0-3(12-14、6-11、4-11)

〇木造勇人/張本智和 vs フィルス/ワルサー(ドイツ) 3-1(11-8、6-11、14-12、12-10)


 かすみうペアは最後の最後まで争ったのですが惜しい負けでした。中国ペアが別の山なので、この試合に勝てたら決勝にいけたかもしれません。ブルガリアオープンで優勝しているかすみうですが立ち上がりが悪かったのが響きました。

2. シングルス予選が終了し本戦の組み合わせが確定

 本戦初日の11月9日にシングルスの予選が終わり本戦進出の16選手が決定しました。また、それにともない組み合わせで空いていた16枠が埋められ、シード選手の対戦相手が決まりました。


 女子では、日本のシード選手は石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、橋本帆乃香の6名、中国は朱雨玲、陳夢、王曼昱(ワンマンユ)、武楊の4名です。予選通過は、日本は13名中1人(長崎美柚(第2ラウンドなし))、中国は11人中9人でした。


 この結果、本戦の組み合わせでは日本選手は7名ですが、中国選手はほぼ倍の13名います。このため1回戦から日本選手と中国選手の対戦が5戦あります。平野美宇も中国一軍の馮亜蘭と対戦します。平野美宇は、馮亜蘭とは昨年の中国スーパーリーグで対戦していてその時は3-0(12-10,11-9,11-7)で勝っています。しかし、馮亜蘭は今年は調子がよく3月に行われた国内の大会でも好成績を残しているので油断はできません。

 また、組み合わせでは後半の山に石川佳純以外の日本選手6人がいるため(中国選手も朱雨玲をはじめ7人)、日本選手と中国選手の対戦は5試合ともこちらの山で、勝ち上がっていくには中国選手を倒していくしかありません。

 男子は、日本のシード選手は水谷隼、丹羽孝季、松平健太、張本智和の4名、中国は樊振東、許昕、張継科、林高遠、閻安の5名です。予選通過は、日本は12名中5人(森薗政崇、吉村真晴、木造勇人、上田仁、大島裕哉)、中国は3人中1人(周瑜)だけでした。女子とは好対照な構図です。

 本戦の組み合わせでは日本選手は9名ですが、中国選手は6名です。日本選手は前半の山に4人、後半の山に5人、中国選手は前半の山に4人、後半の山に2人とある程度散らばっていますが日本選手と中国選手の対戦は3戦あります

以下は、日本選手の1回戦の対戦です。

女子:

石川佳純 vs 鄭 先知(台湾)

平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)

伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)

長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)

早田ひな vs 孫銘阻(中国)

橋本帆乃香 vs 陳可(中国)

佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)


男子:

松平健太 vs ドリンクホール(イギリス)

丹羽孝季 vs 丁祥恩(韓国)

森薗政崇 vs 黄鎮廷(香港)

木造勇人 vs 閻安(中国)

上田仁 vs シモン・ゴジ(フランス)

吉村真晴 vs 林高遠(中国)

水谷隼 vs B・シュテガー(ドイツ)

大島裕哉 vs 許昕(中国)

張本智和 vs M・フレイタス(ポルトガル)

おもろかったら「ええやん」してや。Tweetでもええで。