6月14日からワールドツアープラチナのジャパンオープンが北海道の札幌で開催されます。本戦に先立ち予選が6月12日と13日で行われます。
今回のジャパンオープンは年6回あるワールドツアープラチナとしては第3戦、通常のワールドツアーを含めたワールドツアー(計年12回)としては第5戦となります。また、先々週の中国オープン、先週の香港オープン、このジャパンオープン、7月頭からの韓国オープン、オーストラリアオープンと7月上旬までの約1か月半にアジア地区を中心にワールドツアー/プラチナ大会が5大会続きます(詳細なスケジュールはこちらの表を参照)。
中国オープン、ジャパンオープン、オーストラリアオープンがワールドツアープラチナ、香港オープンと韓国オープンがワールドツアーとなりますが、年に12回あるうちの5回がこの1か月半に集中しますが、この5大会の結果はオリンピック代表選考に使用される2020年1月の世界ランキングに大きく影響するので代表を狙う選手には重要です。
今回のジャパンオープンに出場する日本選手は女子が22名、男子が24名で合計46名です。日本卓球協会からは男女それぞれ12名ですが、自主参加がかなりあるようです。久しぶりの大人数です。中国は、プラチナ大会なのでトップ選手を送り込んでおり、男女それぞれ14名、合計28名が出場します。
大会の概要、大会日程、出場選手、見どころ、ライブ配信の視聴方法についてまとめました。
2019ジャパンオープンオープンは年間に6大会あるワールドツアープラチナの3番目の大会です。
(1) 競技種目
行われる競技は以下の6種目です。
(2) 試合方式
(3) 獲得できる世界ランキング用のポイントはこちらを参照
(4) 賞金総額:270,000米ドル(約3000万円)
シングルス優勝賞金:30,000米ドル(約330万円)
今大会はワールドツアープラチナ大会ですが、本戦(決勝トーナメント)の日程が通常の4日間ではなく3日間になっています。
日付 | 女子シングルス | 男子シングルス | 女子ダブルス | 男子ダブルス | 混合ダブルス |
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6/12(水) | 予選トーナメント (1回戦(R128),2回戦(R64)) | 予選トーナメント(1回戦(R128),2回戦(R64)) |
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6/13(木) | 予選トーナメント (3回戦(R32)) |
予選トーナメント(3回戦(R32)) | 予選トーナメント (1回戦(R16)) |
予選トーナメント (1回戦(R16)) |
予選トーナメント (1回戦(R16)) |
6/14(金) | 決勝トーナメント 1回戦(R32) 2回戦(R16) |
決勝トーナメント 1回戦(R32) 2回戦(R16) |
決勝トーナメント 1回戦(R16) 準々決勝 |
決勝トーナメント 1回戦(R16) 準々決勝 |
決勝トーナメント 1回戦(R16) 準々決勝 |
6/15(土) | 準々決勝 |
準々決勝 | 準決勝 |
準決勝 |
準決勝 決勝 |
6/16(日) | 準決勝 決勝 |
準決勝 決勝 |
決勝 | 決勝 |
(メモ)予選の詳細なスケジュールはこちらを、本戦(決勝トーナメント)の詳細なスケジュールはこちらをご覧ください。
今大会に出場する日本選手は、次のとおりです(太字はシングルスのシード選手です)。
・女子
平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、佐藤瞳、芝田沙季、加藤美優、橋本帆乃香、長﨑美柚、安藤みなみ、早田ひな、大藤沙月、塩見真希、木原美悠、森さくら、、相馬夢乃、森薗美月、松平志穂、小塩遥菜、瀬山咲希、出澤杏佳、笹尾明日香、前瀧初音
・男子
張本智和、丹羽孝希、水谷隼、吉村真晴、上田仁、大島祐哉、森薗政崇、松平健太、吉村和弘、及川瑞基、宇田幸矢、𠮷田雅己、平野友樹、田中佑汰、三部航平、戸上隼輔、曽根翔、木造勇人、神巧也、定松祐輔、坪井勇磨、五十嵐史弥、酒井明日翔、松島輝空
シングルスには全選手が出場します。女子ダブルスは、長﨑美柚/木原美悠、出澤杏佳/大藤沙月、小塩遥菜/相馬夢乃、男子ダブルスは森薗政崇/吉村真晴、戸上隼輔/宇田幸矢、混合ダブルスには伊藤美誠/丹羽孝希、早田ひな/張本智和の各ペアが出場します。長﨑/木原、森薗/吉村真、伊藤/丹羽ペアががシードです。
[2019/6/10追記]男子ダブルスの水谷隼/丹羽孝希ペアは出場をキャンセルしたようでリストからなくなりましたので修正しました。
中国選手は、トップ選手から若手まで28選手(女子14名、男子1$2名)が出場します。
以下に出場する選手を挙げます(太字はシングルスのシード選手です)。
女子:丁寧、劉詩雯、陳夢、朱雨玲、王曼昱、陳幸同、孫穎莎、王芸迪、何卓佳、顧玉婷、張瑞、武楊、車暁曦、劉斐
男子:樊振東、許昕、林高遠、
馬龍、梁靖崑
、劉丁碩、
鄭培鋒(Zheng Peifeng、王楚欽、閻安、張煜東(Zhang Yudong)、徐瑛彬(Xu Yingbin)、徐晨皓(Xu Chenhao)、孫聞、趙子豪(Zhao Zihao)
ダブルスは、女子は孫穎莎/王曼昱、陳夢/劉詩雯、男子は林高遠/梁靖崑、許昕/樊振東、混合ダブルスは朱雨玲/許昕、丁寧/樊振東の各ペアが出場します。 丁寧/ 樊振東ペア以外はシードです。
女子シングルスは世界ランキング18位までは全選手が出場していて、台湾の鄭怡静(チェンイーチン)、韓国の徐孝元(ソヒョウォン)と田志希(チョンジヒ)、シンガポールの馮天薇(フォンティエンウェイ)、香港の杜凱栞(ドゥホイケン)がシードに入っています。
男子シングルスは、ボル、ファルク、ピッチフォード、フランチスカ、サムソノフ以外の20位まで選手が出場していて、韓国の李尚洙、張禹珍、林鐘勲、鄭栄植、ドイツのオフチャロフ、香港の黃鎮廷(ウォンチュンティン)、ブラジルのカルデラノ、台湾の林昀儒(リンユンジュ)がシードになっています。
以下のサイトでライブ配信がある可能性があります(今回配信対象の卓球台(Table)はTable 1(T1)~Table 4(T4) です)。