第3シードのルーマニアのエリザベタ・サマラ(世界ランキング20位)が予選から進出したウクライナのマルガリタ・ペソツカ(同119位)にゲームカウント1-4(8-11,10-12,11-9,10-12,7-11)で 1回戦で 敗退した。サマラはTリーグのTOP名古屋への加入が決まっていて、応援しようという人も多かったと思うので残念だ。ヨーロッパ選手権は通常のワールドツアーと同じポイントが獲得できる大会だけに本人も残念だと思うが、すぐに9月28日からの女子ワールドカップが控えているので、そちらで頑張ってほしい。なお、ウクライナのペソツカは世界ランキングこそ119位だが今年の世界選手権団体戦で伊藤美誠がゲームオールで最終ゲーム13-11でやっと勝った選手だ。
9月22日は3回戦と準々決勝が行われた。1回戦でサマラを破った予選から進出のウクライナのペソツカは3回戦で、同じく予選から勝ち上がりのチェコのKUCEROVA Anetaにストレートで勝ち、さらに準々決勝でドイツのハン・インに4-1で勝って準決勝に駒を進めた。ベスト8には、男子シングルス同様ドイツ勢が3人いたが全員準々決勝で敗退した。なお、ベスト4にポーランド勢が2選手いるが、残念ながら準決勝で対戦することになった。
ポルカノバ(オーストリア) vs P. ソルヤ(GER) 4-1 (10-12,11-6,11-9,11-8,11-7)
ペソツカ vs ハン・イン(GER) 4-1 (12-10, 11-9, 11-9, 4-11, 13-11)
リー・チェン(POL) vs スッチ(ROU) 4-1 (11-9, 11-6, 14-16, 11-6, 11-7)
グジボスカ=フランク(POL) vs ウィンター(GER) 4-0 (11-3, 11-8, 11-8, 11-8)
(メモ)GER=ドイツ、POL=ポーランド、ROU=ルーマニア
今大会の女子シングルスの台風の目と言ってもいいウクライナのペソツカが世界ランキング17位のポルカノバに勝利し、とうとう決勝に進出しました。決勝の対戦相手はポーランド勢同士の対戦を征したリー・チェンになりました。
ペソツカ vs ポルカノバ(オーストリア) 4-2 (7-11,16-14,12-10,11-13,11-4,11-5)
リー・チェン vs グジボスカ=フランク 4-1 (13-11, 11-6, 11-6,10-12, 12-10)
決勝は予選から勝ち上がり格上を倒して快進撃を続けるペソツカとリー・チェンの対戦となった。ほぼ互角の戦いで始まり最初の2ゲームをペソツカが取ったが、促進ルールの適用後リー・チェンが圧倒した。
決勝の結果:
リー・チェン vs ペソツカ 4-2 (8-11, 10-12, 11-6, 11-6, 11-2, 11-2)
選手名の後ろの数字は9月の世界ランキングです。
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1. LAOLA
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2. ETTUのホームページ
下記の関連情報で紹介しているETTUのホームページでライブ配信(LAOLAへ移動)と終了した試合の動画を視聴できます。
3. 国際卓球連盟のFacebookアカウント
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