【卓球】 2017世界卓球 平野美宇 女子シングルスは好発進

大会3日目の5/31に女子シングルスの1、2回戦と男子の1回戦が行われました。

2017世界卓球の平野美宇
シングルスの平野美宇

 平野美宇は1回戦ではアフリカチャンピオンで41歳のナイジェリアのオシュナイケと対戦しました。平野美宇はダブルス1回戦とは打って変わって厳しい表情で攻撃的な卓球を展開し相手をストレートで一蹴しました。2回戦はダブルスの1回戦で苦戦したタイのスターシニーと対戦しました。大物食いで警戒していた相手らしくやはり厳しい表情で攻め第1、2ゲームは11-5、11-3と簡単に取りました。第3ゲームは11-8、第4ゲームは首をかしげる場面もあり7-10で先にゲームポイントを取られましたが13-11で押し切り、ストレートで勝ちました。相手に慣れられたり、スピードに緩急を付けられした場合の対応に課題はありそうですが、怖いものなしにせめるのは17歳の魅力でしょう。

 一方、伊藤美誠は初戦から苦労しました。1回戦はブラジルのエースで南米チャンピオンの中華系グイ・リンと対戦し5ゲーム目まで接戦の連続で一時ゲームカウント2-3と先行され ネットで視聴していたファンをやきもきさせましたが 、第6ゲーム11-8、第7ゲームを11-6で取ってゲームオールの末なんとか勝利を収めました。2回戦はオランダのエールラントとの試合でしたが、第1、2ゲームを12-10、12-10とデュースの末にものにした後、第3ゲームを9-11で失いまた1回戦と同じような試合展開かとヒヤッとしましたが、第4ゲームを11-4で取ったあと第5ゲームをまたデュースに持ち込まれたあと13-11でなんとか振り切りました。1回戦、2回戦と苦労しましたが、ここから調子を上げていってほしいですね。

 ほかの女子選手も順調に2回戦まで勝ち上がりました。石川佳純と佐藤瞳は、1、2回戦ともストレートで、加藤美優は1回戦をストレート、2回戦を香港の選手に4-2で勝っています。

 男子シングルスは1回戦だけでした。水谷準はイタリアのストヤノフに、村松雄斗はイタリアのストヤノフに、張本智和は地元ドイツのニューティンクに、丹羽孝季はオーストリアのレベンコに、それぞれストレートで勝ちましたが、松平健太はオーストリアのハベソーンにゲームオールの末負けてしまいました。


 女子シングルスの3回戦、男子シングルスの2回戦は6/1に行われます。