卓球のワールドツアー第3戦の2018ジャパンオープンの本戦が6月8日から福岡の北九州市で始まります。本戦に先立って、男女シングルスの予選、男女ダブルスの予選、および混合ダブルスの予選が6月6日から行われます。今大会はワールドツアーで先週のワールドツアープラチナの中国オープンよりポイントや賞金が低くなります(詳細はこちら)。昨年6月に行われたジャパンオープンはプラチナ大会だったのですが、今年は格下げです。それでも、アジア圏の主要選手はほぼ参加しています(中国は半分ぐらい)。日本からは協会派遣選手23名、自費参加選手7名の計30選手が参加します。日本で行う大会といって特にいつもより多いわけではないようです。ただ、男子で参加予定だった水谷隼と大島祐哉、女子で森さくらが直前で出場をキャンセルしています。中国は、女子8選手、男子7選手の15名です。先週の中国オープンに不参加だった 劉詩雯 が参加します。
ということで、今回もスケジュールと参加選手についてまとめました。
日付 | 種目/ラウンド |
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6/6(水) | 女子シングルス 予選(1回戦、2回戦(前半16試合)) |
男子シングルス 予選(1回戦、2回戦) | |
6/7(木) | 女子シングルス 予選(2回戦(後半16試合)、3回戦(決定戦)) |
男子シングルス 予選(3回戦(決定戦)) | |
女子ダブルス・混合ダブルス 予選 |
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6/8(金) | 男子・女子・混合ダブルス 1回戦/準々決勝 |
男子・女子シングルス 1回戦、2回戦(前半4試合) | |
6/9(土) | 男子・女子ダブルス 準決勝 |
混合ダブルス 準決勝/決勝 |
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男子・女子シングルス 2回戦(後半4試合)/準々決勝 | |
6/10(日) | 男子・女子ダブルス 決勝 |
女子シングルス 準決勝/決勝 | |
男子シングルス 準決勝/決勝 |
・女子
平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、加藤美優、橋本帆乃香、木原美悠、長崎美柚、大藤沙月、塩見真希、安藤みなみ、小塩遥菜、奥下茜里、田口瑛美子
・男子
丹羽孝希、張本智和、松平健太、吉村真晴、𠮷田雅己、上田仁、森薗政崇、木造勇人、吉村和弘、及川瑞基、田中佑汰、宇田幸矢、戸上隼輔、松島輝空、田添健汰
今回は橋本帆乃香以外は男女共全員シングルスに出場します。また、女子ダブルスは伊藤美誠/早田ひなペア、佐藤瞳/橋本帆乃香ペアが本戦から、長崎美柚/木原美悠ペアが予選から出場します。長崎/木原ペアは予選不戦勝で本戦進出が決定しています。男子ダブルスは、吉村真晴/上田仁ペア、木造勇人/張本智和ペアが出場します。混合ダブルスは、昨年の世界選手権優勝の石川佳純/吉村真晴ペアが第1シードで本戦から、平野美宇/張本智和ペアが予選から出場します。平野/張本ペアも予選は不戦勝のため本戦進出が決まっています。1回戦から日本同士の対戦にならないことを祈ります。
次に中国選手についても見てみます。
中国は、中国オープンに出場しなかった劉詩雯が出場しますが、朱雨玲と陳夢はもともとエントリーしていませんでした。また、孫穎莎 (スン・インシャ)が直前の6/2にキャンセルしました。中国オープンの1回戦で浜本由惟選手に負けたからでしょうか。男子は 閻安 (ヤン・アン)が直前の6/1にエントリーをキャンセルしています。これも、中国オープンの予選で香港の何鈞傑に敗れたためと思われます。それでも、水谷隼が出場しないのに馬龍が(キャンセルせずに)出場してくれるのはありがたいです。
中国の出場選手は、女子8名、男子7名です。
以下に出場する主な選手を挙げます。
女子:劉詩雯、王曼昱、陳幸同、顧玉婷、
木子、馮亜蘭
、胡麗梅
男子:馬龍、 張継科、 周雨、 劉丁碩(Liu Dingshuo)、梁靖崑(Liang Jingkun)、周愷(Zhou Kai)、干子洋
以下のサイトでライブ配信がある可能性があります(今回配信対象の卓球台(Table)はTable 1(T1)とTable 2(T2) です)。