【卓球】 2017ブルガリアオープン(2017/8/15~8/20)

 卓球の2017ブルガリアオープンの本戦が8月17日からブルガリアのパナギュリシテで始まります。本戦に先立って、男女シングルスの予選およびU21の男女シングルスが行われます。今回のブルガリアオープンは通常のワールドツアーなのでジャパンオープンや中国オープンなどのワールドツアープラチナに比べ賞金やポイントは半分ほどなので日本以外はヨーロッパ選手が中心です。中国選手も参加していません。アジアからは日本とインド(男子は台湾も)しか参加しないうえ、日本からは大量の選手が参加しているので、女子シングルスなどは平野美宇が参加していなくてもシード選手16名中なんと13名が日本選手です。それだけに、オーストラリアオープンで中国選手にことごとくやられた日本の女子選手にとっては上位の成績をとるチャンスです。

、石川佳純はトップシードで韓国オープンの決勝で負けたシンガポールのフェン・ティアンウェイも参加していないので優勝のチャンスです。また、しばらくワールドツアーの優勝がなくアジアカップに参加できない伊藤美誠もここで優勝してポイントを稼いでおきたいところでしょう。

1. 試合日程

8/15 U21男子・女子シングルス1/2回戦/準々決勝、男子・女子シングルス予選
8/16 U21男子・女子シングルス準決勝/決勝、男子・女子シングルス予算、男子・女子ダブルス予選
8/17 男子・女子シングルス1回戦、男子・女子ダブルス1回戦

8/18 男子・女子シングルス2回戦、男子・女子ダブルス準々決勝/準決勝

8/19 男子・女子シングルス準々決勝/準決勝

8/20 男子・女子シングルス決勝、男子・女子ダブルス決勝


今回はシングルスはシードが16選手で、残りの16枠は3~4人のリーグ戦で決めるようです。ダブルスはシードが8ペアで、それに予選を勝ち上がった8ペアが加わって16ペアで本戦を戦います。

2. 参加選手

 日本からは協会およびJNT派遣15選手、自主参加17選手が参加します。ヨーロッパの大会にもかかわらず自主参加が多いです。なお、女子のランキング国内トップの平野美宇と男子のランキング上位選手は参加していません。


主な日本選手は以下のとおりです。

・男子

吉村真晴、松平健太、田添健汰、上田仁、木造勇人

・女子

石川佳純、伊藤美誠、佐藤瞳、早田ひな、浜本由惟、加藤美優、橋本帆乃香、笹尾明日香


中国選手は参加していません。また、シンガポールのフェン・ティアンウェイも参加していないのでランキングトップ10で参加しているのは石川佳純と男子のオフチャロフだけです。石川佳純は7月に馬場監督から直接指導を受けていたようなので、この大会はランキング的にも優勝しなければならない大会です。韓国オープンの決勝で負けたシンガポールのフェン・ティアンウェイもいないのでチャンスは十分にあります。また、ダブルスでは今回は石川佳純と伊藤美誠がペアを組んでいます。佐藤瞳と橋本帆乃香のカットマンペアは変わりません。

 今回は平野美宇が参加していないですし、中国選手対日本選手の対戦もないので個人的には注目度は低いです。女子シングルスは、本戦組み合わせの32選手中16名が日本選手で、日本選手がランキングが上位の場合が多いので実際には日本選手同士で優勝を争うことになるかと思います。男子シングルスは世界ランキング4位のオフチャロフ(ドイツ)が参加しています。参加選手の中ではオフチャロフが1つ抜けているのでオフチャロフが優勝できるかがポイントでしょう。

3. 見どころ

 今回は平野美宇が参加していないですし、中国選手対日本選手の対戦もないので個人的には注目度は低いです。女子シングルスは、本戦組み合わせの32選手中16名が日本選手で、日本選手がランキングが上位の場合が多いので実際には日本選手同士で優勝を争うことになるかと思います。男子シングルスは世界ランキング4位のオフチャロフ(ドイツ)が参加しています。参加選手の中ではオフチャロフが1つ抜けているのでオフチャロフが優勝できるかがポイントでしょう。