今年新たに登場したイベント、T2ダイヤモンド大会(以下T2ダイヤモンド)の第2回が11/21からシンガポールで行われます。
最初の計画では9月に中国で第2回のT2ダイヤモンドが開催される予定でしたが準備手続きが間に合わず来年に延期になりました。そのため、第3回のはずだった今回のシンガポールでの大会が第2回になりました。
T2ダイヤモンドは、
今回のT2ダイヤモンド シンガポール大は、今年2回あるT2ダイヤモンドの第2回の大会です。
(1) 競技種目
行われる競技は以下の2種目です。
(2) 試合方式
(3) 獲得できる世界ランキング用のポイント
最終成績 | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1000 |
準優勝 | 800 |
3位 |
700 |
4位 | 600 |
準々決勝敗退 | 500 |
ベスト16(R16) | 400 |
(4) 賞金総額:500,000米ドル(約5500万円)
結果により以下の賞金を獲得できます。
最終成績 |
賞金(米ドル) |
---|---|
優勝 | 10万 |
準優勝 | 5万 |
3位 |
2万 |
4位 | 12,000 |
準々決勝敗退 | 7,000 |
ベスト16(R16) | 5,000 |
(メモ)賞金額は第1回のものですが変わらないと思います。
T2ダイヤモンド シンガポール大会の出場選手は、今年2月のハンガリーオープンから11月のドイツオープンまでのワールドツアーおよびワールドツアープラチナの11大会で各選手が獲得したワールドツアーポイントの合計の多い順に招待されます(詳細はこちら)。
すでに出場選手が発表されています(選手発表のT2ダイヤモンドのニュース)。
第1回のマレーシア大会では女子で中国選手が数名キャンセルして順位が繰り上がりワールドツアースタンディングで16位以下の選手も繰り上がりで出場できましたが、今回はキャンセルしたのは男子でワールドツアースタンディング15位のボルだけのようです。
また、シンガポールの選手が地元枠で出場するため、女子はワールドツアースタンディングで15位まで、男子は16位までの選手が出場予定です。
以下は現在の出場者のリストです(順番はワールドツアーポイント合計の順)
ポイント順位 | 女子選手 | 男子選手 |
---|---|---|
1 | 孫穎莎(中国) | 許昕(中国) |
2 | 陳夢(中国) | 林高遠(中国) |
3 |
伊藤美誠(日本) | 張本智和(日本) |
4 | 王曼昱(中国) | 林昀儒(台湾) |
5 | 陳幸同(中国) | 梁靖崑(中国) |
6 | 丁寧(中国) | フランチスカ(ドイツ) |
7 | 平野美宇(日本) | カルデラノ(ブラジル) |
8 | 王芸迪(中国) | オフチャロフ(ドイツ) |
9 | 石川佳純(日本) | ファルク(スウェーデン) |
10 | 馮天薇(シンガポール) | 水谷隼(日本) |
11 | 朱雨玲(中国) | 鄭栄植(韓国) |
12 | 何卓佳(中国) | 張禹珍(韓国) |
13 | 佐藤瞳(日本) | 李尚洙(韓国) |
14 | 鄭怡静(台湾) | 黃鎮廷(香港) |
15 | 田志希 (韓国) | 丹羽孝希(日本) |
16 (地元枠) | 于梦雨(シンガポール) | 周哲宇(シンガポール) |
(メモ)T2ダイヤモンドのホームページで出場者とプロフィールを紹介していますのでこちらもご覧ください(女子選手、男子選手)
[2019/11/19追記] 前週のオーストリアオープンで中国の王楚欽に不適切行為があり中国卓球協会が3か月の大会出場停止処分を申し渡しオーストリアから即刻帰国させています。そのためT2ダイヤモンドはキャンセルになりました。ほかに第3シードの馬龍と第4シードの樊振東もキャンセルになり、ドイツオープン終了時点のワールドツアースタンディングで17位だった韓国の李尚洙、18位の黃鎮廷、19位の丹羽孝希が繰り上がりで出場になりました。女子は第6シードだった劉詩雯がキャンセルし16位の田志希が繰り上がりで出場になりました。
男女それぞれ16選手なので予選はなくベスト16から開始し、準々決勝、準決勝、決勝と4日間で4回戦(4ラウンド)が行われます。また、以下のように3位決定戦があります。試合は1試合ずつ行われます。
日 (曜日) | 日本時間 (現地時間) | ラウンド |
---|---|---|
11/19(火) | 夜 | 組み合わせ抽選(ドロー) |
11/20(水) | 10:00 | 記者会見(チャンギ空港) |
11/21(木) | 13:00(12:00)~ | 1回戦(R16) 4試合 |
20:00(19:00)~ | 1回戦(R16) 4試合 |
|
11/22(金) | 13:00(12:00)~ | 1回戦(R16) 4試合 |
20:00(19:00)~ | 1回戦(R16) 4試合 |
|
11/23(土) | 13:00(12:00)~ | 準々決勝 4試合 |
20:00(19:00)~ | 準々決勝 4試合 |
|
11/24(日) | 13:00(12:00)~ | 準決勝 4試合 |
20:00(19:00)~ | 3位決定戦(2試合)、決勝(2試合) |
(メモ)ドローの日程は不明です。マレーシア大会では火曜日に行われました。
[2019/11/20追記] 午前のセッション(セッション1)の開始時間が日本時間の13:00に30分遅くなり、午後のセッション(セッション2)の開始時間が日本時間の19:00に30分早くなりました(最終日のみ20:00)。
ライブ配信については前回のマレーシア大会でもitTVでの配信はありませんでした。T2ダイヤモンドでは各国でのテレビ放送を積極的に進めているようで日本ではその役割をテレビ東京がになっているようです。
このため、テレビ東京ではYouTubeのテレビ東京卓球チャンネルでのライブ配信とBSテレ東でのテレビ放送を全4日間で行うようです。
ここではその情報をまとめました。なお、シンガポールのタンピネスは日本と1時間時差があり、日本が1時間早いです。つまり、現地の10時は日本の11時になりますので注意が必要です。