卓球のワールドツアープラチナの第5戦である2018オーストラリアオープンの本戦が7月26日からオーストラリアのビクトリア州ジーロングで始まります。本戦に先立って、男女シングルスの予選、男女ダブルスの予選、および混合ダブルスの予選が7月24日から行われます。今回は中国オープンやジャパンオープンと同じようにU21の開催がないので、U21が予選と並行して開催された韓国オープンと比べると日程がゆっくりしています。
今大会はワールドツアープラチナなのでワールドツアーよりポイントや賞金が高くなります(詳細はこちら)。アジアに近いオセアニアで開催される大会なので、地元オーストラリアやニュージーランド以外に、アジアの選手の出場が多いですが、ヨーロッパからの参加選手もいます。日本からは派遣選手20名、自主参加選手14名の計34選手が参加します。
今回は韓国オープン前に朱雨玲や樊振東など多くの中国の世界ランキング上位選手が出場をキャンセルしています。7月の世界ランキングの女子トップ10全員と男子トップ10のうち7人が揃った韓国オープンに比べると少し見劣りするかもしれませんが、日本選手にとっては上位に進出してポイントを稼ぐチャンスです。
ということで、今回もスケジュールと参加選手についてまとめました。
日付 | 種目/ラウンド |
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7/24(火) | 女子シングルス 予選グループ(第1戦) |
男子シングルス 予選グループ(第1戦、第2戦) | |
7/25(水) | 女子シングルス 予選グループ(第2戦、第3戦) |
男子シングルス 予選グループ(第3戦) | |
男子シングルス 予選トーナメント(男子1回戦) |
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男子ダブルス 予選(1回戦のみ) |
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7/26(木) | 男子・女子ダブルス 1回戦 |
混合ダブルス 1回戦/準々決勝 |
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女子シングルス 1回戦 |
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男子シングルス 1回戦(前半8試合) | |
7/27(金) | 男子・女子ダブルス 準々決勝/準決勝 |
混合ダブルス 準決勝 |
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女子シングルス 2回戦/準々決勝(前半2試合) | |
男子シングルス 1回戦(後半8試合)/2回戦 | |
7/28(土) | 女子シングルス 準々決勝(後半2試合)/準決勝 |
男子シングルス 準々決勝/準決勝 |
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混合ダブルス 決勝 | |
7/29(日) | 男子・女子ダブルス 決勝 |
男子・ 女子シングルス 決勝 |
・女子
平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、佐藤瞳、早田ひな、加藤美優、芝田沙季、橋本帆乃香、森さくら、浜本由惟、木原美悠、長崎美柚、大藤沙月、松平志穂、塩見真希、安藤みなみ、森薗美月、松澤茉里奈、鈴木李茄
・男子
水谷隼、丹羽孝希、張本智和、松平健太、上田仁、 𠮷田雅己、 吉村真晴、大島裕哉、森薗政崇、吉村和弘、平野友樹、田添健汰、宇田幸矢、神巧也、有延大夢
今回は男女共全員シングルスに出場します。また、今回は男女共世界ランキング上位の中国選手の出場が少ないためシードになった日本選手が増えました。今年、前半のチャレンジシリーズで優勝し、6月の中国オープンでは準決勝まで進出してポイントを稼いでランキングを上げていた芝田沙季もいよいよシード枠に入ってきました。
女子ダブルスは伊藤美誠と早田ひな、平野美宇と長崎美柚、佐藤瞳と橋本帆乃香の3ペアが出場します。男子ダブルスは、大島祐哉と森薗政崇、上田仁と丹羽孝希と韓国オープンと同じ2ペアが出場します。混合ダブルスは、石川佳純と吉村真晴がペアを組みます。日本はすべてのペアがシードになっています。
次に中国選手についても見てみます。
中国は、陳夢、朱雨玲、王曼昱、樊振東、林高遠がアジア競技大会の準備のためにキャンセルしており、さらに孫穎莎と王楚欽もユースオリンピックの準備のためにキャンセルしています。そのため、中国のシード選手は少なくなっていますが、女子は丁寧と劉詩雯のビッグ2が残っています。
以下に出場する選手を挙げます。
女子:丁寧、劉詩雯、顧玉婷、何卓佳、車暁曦(CHE Xiaoxi)、
李佳燚
、范思琦(FAN Siqi)、LIU Weishan
男子:許昕 、 周雨、劉丁碩、于子洋
以下のサイトでライブ配信がある可能性があります(今回配信対象の卓球台(Table)はTable 1(T1)~Table 4(T4) です)。オーストラリアのジーロングは日本と1時間時差があり、日本が1時間遅れています。現地の10時は日本の9時になりますので注意が必要です。
配信がある場合は7/28(土)、7/29(日曜) のみ(午前10時から、Table 1のみ)