決勝トーナメントの組み合わせが決まったので掲載します。
予選からの進出選手が3月27日深夜にの決定し、すべての組み合わせが確定しました。日本選手はシードの5名と予選から進出の2名を合わせて7選手です。
中国はシード選手4名に、予選から進取の4名を加え8選手です。予選から進出の4選手は全員、平野美宇や石川佳純と同じ下半分の山に入ってしまいました。
ここでは、日本選手の試合のスケジュールと結果、トーナメント表を掲載します。
第2シードの石川佳純が中国の今年の世界選手権代表に選出された18歳の孫穎莎(スンインシャ)に負けてまさかの1回戦敗退になってしまいました。ほかにもカット打ちが得意なはずの芝田沙季がドイツのハン・インに負けてしまいました。また、日本選手同士の対戦も2試合あったため、結局1回戦で4名の日本選手が消えてしまいました。
以下は1回戦の試合結果です。
芝田沙季 vs ハン・イン(ドイツ) 1-4 (8-11, 11-13, 11-6, 9-11, 4-11)
伊藤美誠 vs 安藤みなみ 4-2 (9-11, 11-6, 14-12, 11-7, 8-11, 11-8)
加藤美優 vs 佐藤瞳 4-3 (11-7,6-11,7-11,13-11,11-9,8-11,15-13)
平野美宇 vs ユ・フ(ポルトガル) 4-0 (11-7, 11-8, 11-3, 17-15)
石川佳純 vs 孫穎莎(中国) 0-4 (7-11, 9-11, 12-14, 5-11)
2回戦に勝ち進んだ日本選手は3名です。また、中国は1回戦で自国同士の対戦がなく8選手全員が勝ち進んだため2回戦では自国同士の対戦が2試合ありました。
平野美宇は昨年末のグランドファイナルで丁寧を破り準優勝した中国の何卓佳とのは初めての対戦でした。いつも以上にゲームに集中し調子はけして悪くなかったですが、ミスをしない相手に先にミスをしてしまう展開が続きました。切れが出てきた第4、5ゲームは相手を手こずらせましたが、第6ゲームの出だしで出遅れ自分のペースに戻すことが出来ませんでした。
日本選手の2回戦の結果は以下のとおりです。
伊藤美誠 vs 杜凱栞(香港) 4-0 (11-9, 12-10, 11-9, 11-8)
加藤美優 vs 馮天薇(シンガポール) 2-4 (9-11, 4-11, 11-6, 5-11, 11-9, 9-11)
平野美宇 vs 何卓佳(中国) 2-4 (7-11, 8-11, 8-11, 11-8, 11-9, 5-11)
2回戦の後、同日に準々決勝2試合が行われました。
日本選手でただ一人準々決勝に勝ち進んだ伊藤美誠の対戦相手は中国の丁寧でした。昨年11月のスウェーデンオープンで中国トップ選手3人を連続で倒して鮮烈な優勝をしたときは、準決勝で丁寧と対戦し0-2から4ゲームを連取して逆転しています。
今回は最初の2ゲームは丁寧と高いレベルの打ち合いをしたものの少し運がなかったりして落としました。特に第2ゲームは7-10から10-10に追いついていつもの伊藤美誠の逆転パターンになって落としたので、次の第3ゲームで集中が切れプレイが粗くなりミスが増えて簡単に落としてしまいました。第4ゲームは集中も少し戻りましたが最初の競ったゲームほどには戻りませんでした。
伊藤美誠 vs 丁寧 0-4 (10-12, 10-12, 4-11, 8-11)
大会3日目に行われる残りの準々決勝2試合を含め、残っているのは中国選手6名だけです。
試合をクリックすると試合スケジュール/結果などの詳細情報が表示されます。