2018アジアカップ最終日の4月8日は、男女の7位決定戦、5位決定戦、3位決定戦、決勝戦が順に行われなした。
女子では石川佳純が先月のドイツオープンの準決勝で対戦して苦戦して勝った台湾の鄭怡静と対戦し、ゲームオールまでもつれた接戦を制しました。昨年の大会に続き3位で銅メダルで表彰台に上がりました。平野美宇は第1ステージで敗れた香港の杜凱栞との対戦となりましたが、リベンジすることができ、5位になりました。
男子は、丹羽孝希と張本智和の日本選手同士の対戦となりましたが、こちらもゲームオールの接戦となり、最後に丹羽孝希の2回のマッチポイントをかいくぐり4ポイントを連取した張本が大逆転で勝ち5位になりました。
決勝戦は、女子も男子も中国選手同士の対戦となりましたが、女子は朱雨玲が昨年に続き連覇しました。男子は、昨年と同じ樊振東(中国)と林高遠(中国)の対戦となり樊振東が昨年の雪辱を果たし初優勝しました。
最終日の各試合の結果は以下の通りです。
<女子>
決勝戦:朱雨玲 vs 陳夢 4-1 (12-10, 12-10,10-12, 11-3, 11-4)
3位決定戦:石川佳純 vs 鄭怡静 4-3 (11-9, 7-11, 11-4, 9-11, 11-8, 7-11, 11-7)
5位決定戦:平野美宇 vs 杜凱栞 4-2 (9-11, 11-4, 11-6, 8-11, 12-10, 11-9)
7位決定戦:陳思羽(台湾) vs 徐孝元(韓国) 4-2(11-5, 11-6, 7-11, 4-11, 12-10, 12-10)
<男子>
決勝戦:樊振東 vs 林高遠 4-0 (11-3, 15-13, 11-8, 13-11)
3位決定戦:李尚洙(韓国) vs 丁祥恩(韓国) 4-1 (11-4, 11-9, 7-11, 11-7, 11-9)
5位決定戦:張本智和 vs 丹羽孝希 4-3 (11-9, 10-11, 11-6, 11-5, 10-11, 6-11, 12-10)
7位決定戦:黄鎮廷(香港) vs ニマ・アラミアン(イラン) 4-3 (11-7, 11-13, 9-11, 6-11, 11-5, 11-2, 11-8)
決勝戦および順位決定戦の結果、2018アジアカップの順位は以下のようになりました。
順位 | 女子 | 男子 |
---|---|---|
1 | 朱雨玲(中国) | 樊振東(中国) |
2 | 陳夢(中国) | 林高遠(中国) |
3 | 石川佳純(日本) | 李尚洙(韓国) |
4 | 鄭怡静(台湾) | 丁祥恩(韓国) |
5 | 平野美宇(日本) | 張本智和(日本) |
6 | 杜凱栞(香港) | 丹羽孝希(日本) |
7 | 陳思羽(台湾) | 黄鎮廷(香港) |
8 | 徐孝元(韓国) | ニマ・アラミアン(イラン) |
石川佳純は昨年に続いて3位と日本のエースの意地を見せました。平野美宇は昨年から1つ順位を落としましたが5位でした。本戦トーナメントでは第1ステージで負けた香港の杜凱栞に勝ち切り、先月のドイツオープンで負けた韓国の徐孝元にも勝って、世界選手権に向け徐々に調子を上げている感じです。
男子は、丹羽孝希は昨年8位からあわや5位を狙えるところでしたが6位でした。初出場の張本智和は第1ステージで世界ランキング1位の樊振東を倒してグループ1位での本戦トーナメントだったので上位進出が期待されましたが、下位選手に敗れ5位になってしまいました。今大会唯一の負けが格下相手というのが残念でしたが、このような不安定さを克服するのも今後の課題だと思います。
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