2019ワールドツアー » 2019チェコオープン(8/22-25) » 女子シングルス(本戦)
8月20日(現地19日)にチェコオープン女子シングルス決勝トーナメントのシード選手の組み合わせが発表されました。
日本選手は、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、佐藤瞳、芝田沙季、加藤美優、橋本帆乃香の7選手がシードで決勝トーナメントから戦います。
8月21日に予選トーナメントが終了し予選通過者の枠も埋まりました。日本選手で予選を通過したのは早田ひな、成本綾海、木原美悠の3選手です。中国選手は6名が予選を通過しました。
試合をクリックすると試合のスケジュールまたは結果が表示されます。
T1~T3はライブ配信があります(視聴方法はこちら)。ビデオアーカイブのある試合にはビデオへのリンクを張ってあります。最上部の黒い帯タイトルをクリックすると全画面表示されます。
日本選手は日本選手同士の対戦も含め10選手中5選手が敗退し、 佐藤瞳が中国のを 破ったほか、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、芝田沙季、橋本帆乃香が勝ち残った、
・2回戦(8/23)
女子シングルス2回戦は伊藤美誠が中国の陳幸同に敗れて前週のリベンジが果たせなかった。また2日連続で中国選手と対戦だった佐藤瞳と橋本帆乃香も敗れた。また、芝田沙季は3-2とゲームカウントをリードしひさびさの準々決勝以上を狙えただけに惜しかった。一方、石川佳純は中国の劉曦に貫録で勝ち切った。平野美宇も地元チェコのマテロバを退けた。翌日に行われる準々決勝では石川佳純は先週準々決勝で敗れた中国の何卓佳と対戦する。平野美宇は2回戦でシンガポールの馮天薇にストレートで勝った中国の若手、劉瑋珊と対戦する。
・準々決勝(8/24)
石川佳純 vs 何卓佳(中国) 4-1 (11-9, 11-6, 11-6, 7-11, 11-9)
先週のブルガリアオープン準々決勝と同じ対戦でストレートで負けている石川佳純は邱監督の指示通り強気に攻め1ゲーム目を奪った。今回は、バックで打ち合ってミスを待つ何卓佳に対し早めにフォアハンドで攻撃を仕掛け、それが奏功して連続失点が少なかった。また、レシーブでも積極的に攻めるよう指示されていた石川の回り込みのレシーブも随所で決まった。結局1ゲームは取られたものの、そのままミスを恐れず攻めた石川が攻め勝ち、両手を突き上げて笑顔で自ら勝利を祝った。
準決勝:石川佳純 vs 何卓佳(中国)
平野美宇 vs 劉瑋珊(中国) 4-3 (8-11, 7-11, 10-12,11-8, 11-8, 11-8, 11-4)
平野美宇はなかなか劉瑋珊(リュウウェイシャン)の投げ上げサーブを崩せず、ゲーム中盤まで平行線で行くも押し切られるゲームが続いたあと、3ゲーム目では9-9から先にゲームポイントを掴んだが逆転で取られた。4ゲーム目も同様の展開で、相手のネットボールを転びながら返したボールを相手がミスして5-5に追いつくとミスもあったが10-8で先にゲームポイントを握り、相手の投げ上げサーブをリターンエースで取って1ゲームを返した。その後は相手のサーブに対応できるようになりポイントを先行できるようになり2ゲームを11-8で返して最終ゲームに持ち込んだ。最終ゲームは相手はなす術がなくなり平野の一方的な展開となった。初めての対戦で判らないことを多かったのだろうが、ファンとしてドキドキする試合だった。
準々決勝:平野美宇 vs 劉瑋珊(中国)
石川佳純と平野美宇は翌日の準決勝で対戦し勝った方が同日の決勝戦に進む。
準決勝:石川佳純 vs 平野美宇
決勝:平野美宇 vs 陳幸同