2月13日と14日で予選が終わり予選通過32選手が決まり、決勝トーナメントの組み合わせも決まりました。チャレンジプラスの決勝トーナメントはベスト64(R64)から開始するのでワールドツアーより1ラウンド多いです。
日本選手は、成本綾海、大藤沙月、小塩遥菜が予選を通過し、シードの5選手を合わせて8選手が決勝トーナメントを戦います。中国選手はシードは劉詩雯だけでしたが予選で10選手中9選手が勝ち抜いて10選手が決勝トーナメントを戦います。
今大会では通常のワールドツアーより本戦の日程が1日少ないので、次のように1日に2ラウンドずつ行われます。
2/15(金)1回戦(R64)、2回戦(R32)
2/16(土)3回戦(R16)、準々決勝
2/17(日)準決勝、決勝
ここでは、日本選手の試合結果とトーナメント表を示します。
サマラと対戦した小塩遥菜が負けましたがほかの7選手は勝って2回戦に進みました。
早田ひな vs マンツ(ドイツ) 4-0 (11-5, 11-6, 11-8, 11-8)
相馬夢乃 vs ペルゲル(ハンガリー) 4-1 (4-11, 11-6, 11-3, 11-9, 11-4)
芝田沙季 vs Vermaas(オランダ) 4-0 (11-6, 11-9, 11-7, 11-9)
小塩遥菜 vs サマラ(ルーマニア) 0-4 (4-11, 8-11, 6-11, 8-11)
成本綾海 vs ウー・ユエ(米国) 4-1 (11-6, 11-9, 6-11, 11-5, 11-7)
加藤美優 vs ガスニー(フランス) 4-3 (6-11,11-6,12-14,11-9,4-11,12-10,11-7)
橋本帆乃香 vs Liu Yangzi(ポルトガル) 4-0 (11-5, 11-7, 11-8, 11-6)
大藤沙月 vs Ma Wenting(ノルウェー) 4-2(11-6, 11-8, 9-11, 11-7, 11-9, 11-6)
佐藤瞳 vs Kukulkova(スロバキア) 4-1 (11-2, 9-11, 11-4, 11-8, 11-4)
1回戦と同じ日に行われた2回戦では、3試合が中国選手との対戦でしたが落としたのは1試合のみでした。また、佐藤瞳と大藤沙月の日本人対決があり、佐藤が逆転でしのぎました。
早田ひな vs リュウ・ジャ(オーストリア) 2-0 (11-6, 11-7)リュウ・ジャ負傷のため途中棄権
相馬夢乃 vs ポータ(ハンガリー) 0-4 (4-11, 9-11, 8-11, 7-11)
芝田沙季 vs リリー・チャン(米国) 4-1 (11-6, 11-9, 11-7, 7-11, 11-5)
成本綾海 vs 李佳原(中国) 2-4 (6-11, 6-11, 12-10, 6-11, 11-5, 6-11)
加藤美優 vs 呉洋晨(中国) 4-3 (11-7,9-11,8-11,11-7,11-6,9-11,11-7)
橋本帆乃香 vs 陳熠(中国) 4-3 (9-11,11-3,9-11,11-5,12-14,11-8,11-6)
佐藤瞳 vs 大藤沙月 4-3 (9-11,11-6,9-11,10-12,11-6,12-10,11-9)
3回戦で、早田ひなが第1シードの中国の劉詩雯と対戦し勝ちました。 早田は、最も大きな障壁を越えたことで優勝が見えてきました。3回戦には日本、中国とも5選手が残っていましたが4選手が勝ちました。
早田ひな vs 劉詩雯(中国) 4- 2 (9-11, 12-10, 14-12, 11-9, 8-11, 11-8)
芝田沙季 vs 蘇珮綾(台湾) 4-1 (11-4, 14-12, 8-11, 11-5, 11-7)
加藤美優 vs 蘇慧音(香港) 4-3 (8-11,11-9,7-11,10-12,12-10,12-10,11-9)
橋本帆乃香 vs Bajor(ポーランド) 4-3 (11-6,11-13,8-11,12-14,11-5,11-3,11-8)
佐藤瞳 vs 範思琪(中国) 1-4 (11-9, 9-11, 11-13, 5-11, 8-11)
「早田ひな、
劉詩雯
に勝利」のニュースについてはこちらをご覧ください。
準々決勝は、勝ち残った日本選手4人がぶつからず4試合にうまく分散しました。早田ひながポータと対戦したほかはすべて中国選手との対戦で、橋本が2、3回戦に続いてゲームオールで勝ちましたが、芝田と加藤は負けてしまいました。
早田ひな vs ポータ(ハンガリー) 4-0 (11-6, 11-2, 11-2, 11-2)
芝田沙季 vs 胡麗梅(中国) 3-4 (12-10,11-13,15-13,8-11,11-6,12-14,6-11)
加藤美優 vs 李佳原(中国) 2-4 (7-11, 14-16, 17-15, 4-11,12-10,5-11)
橋本帆乃香 vs 範思琪 4-3 (12-10,7-11,4-11,5-11,11-7,11-4,11-8)
・準決勝
早田ひな vs 胡麗梅 4-1 (10-12, 11-4, 11-9, 11-6, 11-6)
橋本帆乃香 vs 李佳原 4-1 (7-11, 11-2, 11-6, 11-8, 11-3)
日本選手同士の対戦となった決勝は一進一退のどちらが勝つかわからない接戦となりました。
最初に接戦で2ゲームを橋本帆乃香が先取すると、3ゲーム目を早田ひなが11-4とあっさりと取りました。4ゲーム目で勢いを取り戻した橋本は10-9と先にゲームポイントを握り3-1と優勝に王手をかけるチャンスで、橋本のサービスを早田がネット近くのサイドギリギリに返し、辛くも橋本が返球した球を早田が決めデュースとなりました。橋本は気落ちしたのか、そのゲームをそのまま落とすと、次の5ゲーム目も11-3とあっさり落としてしまいました。後がなくなった橋本ですが6ゲーム目も0-4とリードされたもうダメかと思われましたがその後1点を取ると動きの良さが戻り連続得点でそのゲームを奪いました。最終ゲームも早田が先行したものの橋本が2ポイント差で追いましたが最後に連続ポイントで3ポイント差で早田が逃げ切り優勝を決め、新設されたチャレンジプラスの最初の女王となりました。
・決勝
早田ひな vs 橋本帆乃香 4-3 (9-11,8-11,11-4,12-10,11-3,8-11,11-8)
対戦をクリックすると試合の予定(開始時刻とテーブル)、またはスコア(終了した試合の場合)が表示されます。予定内の「T1」は試合の卓球台(テーブル)の番号で「Table 1」を表します。
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