2019アジア選手権では、以下の5種目の個人戦が行われます。
アジア選手権の個人戦は次の方式で行われます。
アジア選手権のシングルスは、ITTFの説明では特に詳細な記述はなく勝ち抜きのトーナメント方式で行われるとだけ記載されていますので予選はないと思われます。
たとえば、女子シングルスの出場選手は101選手なのでR128(ベスト128)でのラウンドが1回戦になり、1回戦は37試合行われ、27選手は1回戦がないことになります。その後、1回戦の勝者37名と不戦勝の27名の64名で2回戦(R64)が行われることになります。
ITTFの大会でのトーナメント方式ではすべての選手を適当に枠に配置するのではなく、通常はシード順に従ってドローが行われ決まった枠に配置されます。
ここでいう「決まった枠」とは、ITTF Handbookで定義されたシード順に伴って決められた枠で、例えば第1シードと第2シードは上半分の最初の枠と下半分の最後の枠というようにシード順の高い選手同士が早い段階で当たることのないように配慮された枠です(通常は第1シードが最初の枠、第2シードが最後の枠ですがなのですが第1シードと第2シードも抽選で決める場合もあります)。
この「決まった枠」は次のようになります。
R64の場合は、上の図の1つの枠が4選手の山になります。
2019アジア選手権のシード順は2019年9月のランキングを基に決定されています。
女子シングルスと男子シングルスの第16シードまでは次のとおりです。
枠 | 女子ダブルス |
男子ダブルス |
---|---|---|
1 | 許昕(中国) | |
2 | 丁寧(中国) |
樊振東(中国) |
3 | 王曼昱(中国) |
林高遠(中国) |
4 | 劉詩雯(中国) | 張本智和 (日本) |
5 | 孫穎莎(中国) | 梁靖崑 (中国) |
6 | 石川佳純(日本) |
張禹珍(韓国) |
7 | 平野美宇(日本) | 黃鎮廷(香港) |
8 | 鄭怡静(台湾) | 李尚洙(韓国) |
9 | 杜凱栞(香港) | 王楚欽(中国) |
10 | 馮天薇(シンガポール) |
鄭栄植(韓国) |
11 | 徐孝元(韓国) |
サティヤン・グナナセカラン(インド) |
12 | キム・ソンイ(北朝鮮) | 吉村和弘(日本) |
13 | 佐藤瞳 (日本) | アチャンタ・シャラス・カマル(インド) |
14 | 田志希(韓国) |
陳建安(台湾) |
15 | 陳思羽(台湾) |
吉村真晴(日本) |
16 | 加藤美優(日本) | 安宰賢(韓国) |
17 | 芝田沙季(日本) | キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン) |
18 | 蘇慧音(香港) | 宇田幸矢(日本) |
19 | 李皓晴(香港) | 神巧也(日本) |
20 | ユ・モンユ(シンガポール) | ノシャド・アラミヤン(イラク) |
21 | 鄭先知(台湾) | ニマ・アラミヤン(イラン) |
22 | チャ・ヒョシム(北朝鮮) | スパナット(タイ) |
23 | 林叶(シンガポール) | ハミート・デサイ(インド) |
24 | マニカ・バトラ(インド) | 何鈞傑(香港) |
25 | 劉馨尹(台湾) | 林兆恒(香港) |
26 | 申裕斌(韓国) | 洪子翔(台湾) |
27 | キム・ナムヘ(北朝鮮) | アンソニー・アマラジ(インド) |
28 | 梁夏銀(韓国) | アン・ジソン(北朝鮮) |
29 | 朱成竹(香港) | ケンジャエフ・ゾキード(ウズベキスタン) |
30 | アイヒカ・ムケルジー(インド) | 彭王維(台湾) |
31 | マドゥリカ・パトカル(インド) | マナブ・ビカシュ・タッカー(インド) |
32 | 蘇珮綾(台湾) | アリ・ アルハドラディ(カザフスタン) |
(メモ)33位以下のリストについては女子はこちら(PDF)、男子はこちら(PDF)のITTFの資料をご覧ください。