【卓球】 2回戦も中国に4戦全敗 - 2017オーストラリアオープン 2日目の結果

 卓球のワールドツアープラチナのオーストラリアオープン本戦2日目(7月5日)はシングルス2回戦とダブルスの準々決勝と準決勝が行われた。この日も女子シングルスでは日本選手と中国選手の対戦が4試合あったが、昨日と同じく4試合とも負けてしまった。

 早田ひなは世界ランキング4位(7月の順位)の陳夢と対戦したがゲームカウント0-4で敗れた。また、加藤美優は朱雨玲(同2位)にやはり0-4で敗れた。前田美優は張薔から1ゲーム目を11-9で奪ったがその後4ゲーム連取され1-4で敗れた。一番善戦したのは昨日平野美宇に勝った顧玉婷と対戦した橋本帆乃香でカット打ちで我慢強く粘って相手のミスを待ち接戦を演じた。第1、2ゲームを8-11、9-11で落としたものの次の2ゲームをどちらもデュースの上12-10で取りゲームカウント2-2に持ち込んだ。第5ゲームは8-11で取られたものの第6ゲームは最初5ポイント連取し0-5としたが結局10-12で敗れた。


 予選から勝ち上がった本大会のU21優勝/準優勝の芝田沙紀と塩見真希は2回戦も勝ち準々決勝に進んだ。芝田沙紀は浜本由惟との日本選手同士の対決となったが昨日シンガポールのフェン・ティアンウェイ(同6位)を破った勢いそのままにストレートで勝った。塩見真希は韓国のチェヒョジュに4-1で勝った。
 女子シングルスのベスト8は中国選手6名と日本選手2名となったが、中国の朱雨玲と陳夢以外の6選手はすべて予選から勝ち上がった選手となった。明日は、芝田沙紀が顧玉婷と、塩見真希が朱雨玲と対戦する。芝田沙紀はフェン・ティアンウェイに勝ってITTFのインタビューで平野美宇のように中国に研究される存在になりたいと答えていたらしいので、中国選手をどんどん破ってそれを実現してほしい。
 女子ダブルスでも中国との対戦があった。伊藤美誠/早田ひなペアがシンガポールのペアに3-0で勝ち準決勝に進出し中国の王曼昱/陳幸同ペアと対戦した。第1ゲームを11-9で取ったもののその後3ゲームを連取されゲームカウント1-3で敗退した。
 男子シングルスでは、水谷隼、吉田雅己、松平健太、大島裕哉がベスト8に残り、準々決勝に進んだ。吉村真晴は水谷隼との日本選手同士の対決となり敗退した。男子ダブルスは吉村真晴/上田仁ペアが準決勝まで進んだが韓国ペアに敗れた。

3日目の日本選手と中国選手の対戦
塩見真希 vs 朱雨玲 (7/6 10:45(日本時間 9:45) T1)
芝田沙紀 vs 顧玉婷 (7/6 15:15(日本時間 14:15) T1)