ワールドツアープラチナの香港オープンは、6月5日に予選が終わり決勝トーナメント(本戦)の組み合わせが決まりました。
トーナメント表と試合のスケジュールと結果を掲載します。
試合のスケジュールと結果はトーナメント表に記載します。
・女子シングルス決勝トーナメントのスケジュール
日 (曜日) | 日本時間(現地時間) | ラウンド |
---|---|---|
6/6(木) | 15:20(14:20)~17:00 (16:00) | 1回戦(ベスト32)8試合 |
19:30 (18:30)~21:10(20:10) | 1回戦(ベスト32)8試合 | |
6/7(金) | 15:00(14:00)~16:40 (15:40) | 2回戦(ベスト16) |
6/8(土) | 11:50(10:50)~17:30(16:30) | 準々決勝(男子と交互に試合) |
20:00(19:00)~22:30(21:30) | 準決勝(男子と交互に試合) | |
6/9(日) | 17:00(16:00)~18:00(17:00) | 決勝、表彰式 |
試合をクリックすると試合のスケジュールまたは結果が表示されます。
T1、T2、T4はライブ配信があります(視聴方法はこちら)。
ビデオアーカイブのある試合にはビデオへのリンクを張ってあります。
最上部の黒い帯タイトルをクリックすると全画面表示されます。
6/5に予選が終わり決勝トーナメントの組み合わせが確定しました。予選から開始だった加藤美優が無事に予選を通過し決勝トーナメントに進め、シードの5名を含め日本選手が6名全員が揃いました。
・1回戦(6/6)
日本選手は石川佳純、伊藤美誠、芝田沙季はストレートで、平野美宇は4-1で勝って2回戦に進みました。中国選手との対戦となった佐藤瞳と加藤美優は明暗を分けました。佐藤瞳は木子に最初に2ゲームを取られたものの、いつもの粘りで徐々に形勢を逆転し4-3で勝ちました。加藤美優は第1ゲームを取ったものの地力で勝る何卓佳に4ゲームを連取され押し切られました(詳細なスコアはトーナメント表の試合をクリックして確認ください)。
2回戦は、石川、平野、伊藤は3人とも中国選手との対戦になります。是非、全員が勝って準々決勝に進んでもらいたいです。また、佐藤瞳と芝田沙季が日本選手同士の対戦となった。
・2回戦(6/7)
平野美宇が2018年3月8日以来456日ぶりに中国選手に勝ちました。平野美宇は1回戦で陳幸同をストレートで破った中国の馮亜蘭(フォンヤラン)と対戦しましがたが、ストレートで勝ちました。1回戦ではショットをネットに掛けたり台を外すことが多かったですが、そのようなショットも少なく動きや反応も良かったです。試合後のインタビューでは2月のカタールオープンごろから試合中に考えるようになってきて、やっとその意味がわかるとともに卓球って奥深いんだと思ったと言っていました (インタビューの動画はトーナメント表の試合に貼ってあります) 。
伊藤美誠は自身のコピー選手である中国の孫銘陽と対戦しました。伊藤は対戦相手が自分のことをよくわかっているので新しいことをやろうと思ったらしいです。筆者は技術面は疎いので新しいことをやっていたかわかりませんが、約20分ほどでストレートで軽く一蹴してしまいました。
石川佳純は中国の王芸迪と対戦しました。王芸迪は 世界ランキングも46位ですが、 先週の中国オープンで伊藤美誠が1回戦でゲームオールでやっと勝った選手なので手ごわい相手でした。石川はラリーで対応できていて、けして調子が悪いわけではないようでしたが打ち負ける場合が多く、最初のゲームを6-11で落とした以外は接戦でしたが第4ゲームしか取れず1-4で敗れました。試合後のインタビューでは、最初弱気だったのは残念だった、その後はまあまあだったと言ってました(インタビューの動画はトーナメント表の試合に貼ってあります)。
佐藤瞳と芝田沙季のミキハウスの先輩後輩の対決は、試合の配信がなく詳細はわかりませんが、いつも練習相手をして慣れているためか芝田沙季が4-1で勝ちました。佐藤は前日に苦労して中国選手を破っているだけにも対ないです。
大会3日目は準々決勝と準決勝が行われます。準々決勝では、平野美宇はシンガポールの馮天薇との対戦で2016年の優勝したワールドカップの準決勝で勝って以来負けていないですが、慎重にまずこの一戦に集中して確実に勝ってほしいです。伊藤美誠はオーストリアのポルカノバとの対戦で格下のヨーロッパ選手なので問題ないと思いますが2回戦で香港の杜凱栞を破っているので少しは警戒がひつようでしょう。2人が勝つと同日の準決勝で対戦するので、是非「みうみま」対決を見たいです。また、準々決勝敗退では900ポイントなので準決勝に進んで1170ポイント以上を確保して欲しいです。
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2回戦:平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)
・準々決勝(6/8)
準々決勝は4試合中3試合に日本選手が登場した。
平野美宇は現在世界ランキング12位の香港の馮天薇(フォンティアンウェイ)と対戦し4-1で勝ちました。伊藤美誠はオーストリアのポルカノバ(同22位)と対戦しやはり4-1で勝ちました。また、芝田沙季は石川佳純を倒した中国の王芸迪の2-4で負けました。
この結果、同じ日に行われる準決勝で平野美宇と伊藤美誠のみうみま対決が実現しました。
平野美宇と伊藤美誠の国際大会での対戦成績は平野の4勝3敗ですが、前回の対戦は2016年10月のワールドカップ準々決勝で平野が勝った試合なのでもう3年近く前です。国内の大会では昨年の全日本選手権決勝と今年3月のジャパントップ12で対戦しどちらも伊藤が勝っています。
第1ゲームは平野が先行したものの伊藤が追いつきデュースになり16-16にもつれた末に伊藤が取りました。第2ゲームは 同点と1ポイント差の繰り返しで平野が伊藤に付いて行ってまたデュースになりましたが、ここも伊藤が取りました。第3ゲームをあっさり伊藤が取り、後がなくなった平野ですが、気持ちを切り替えて2ゲームを返しゲームカウント2-3に持ち込みました。しかし、第6ゲームは伊藤がいろんなサーブを出し積極的に攻め押し切りました。
伊藤美誠 vs 平野美宇 4-2 (18-16, 12-10, 11-6, 9-11, 6-11, 11-7)
伊藤は決勝で、先週の中国オープンの1回戦で4-3で勝った中国の王芸迪と対戦します。決勝は6/9(日)の日本時間17:00から行われます。
ライブ配信はYouTubeのテレビ東京卓球チャンネルで視ることができます。
準決勝:平野美宇 vs 伊藤美誠