2018グランドファイナルが12月13日(木)から韓国の仁川で行われます。
グランドファイナルは、 1年間にあるワールドツアーとワールドツアープラチナ の総仕上げのような大会で、 毎年12月に開催されま す。賞金総額も100万USドルで、シングルの優勝賞金も10万ドルです。ちなみにワールドカップの優勝賞金が6万ドルですから2倍近くあり、賞金では一番大きな大会ではないでしょうか。
この大会に招待されるのはシングルスでは1年間にあるワールドツアー6大会とワールドツアープラチナ6大会で成績のよかった16選手、ダブルスでは8ペアです。
ここでは、グランドファイナル出場を決める独自のポイントシステム、グランドファイナルへの招待資格、2018年の招待選手、大会日程、ライブ配信の視聴方法について説明します。
グランドファイナルに招待されきる16選手または8ペアを決めるのは、ワールドツアーとワールドツアープラチナの結果に割り当てられたポイント(仮にワールドツアーポイントと呼びます)の獲得ポイント数で争います。このワールドツアーポイントは、世界ランキングを決めるランキングポイントに加算できるポイント(詳細はこちらを参照)とは別のポイントです。
2018年のワールドツアープラチナの大会は、カタールオープン、ドイツオープン、中国オープン、韓国オープン、オーストラリアオープン、オーストリアオープンの6大会です。
最終成績 | シングルス | ダブルス |
---|---|---|
優勝 | 500(ポイント) | 300 |
準優勝 | 300 | 150 |
準決勝 | 200 | 75 |
準々決勝 | 100 | 38 |
ベスト16(R16) | 50 | 19 |
ベスト32(R32) | 25 |
2018年のワールドツアーの大会は、ハンガリーオープン、香港オープン、ジャパンオープン、ブルガリアオープン、チェコオープン、スウェーデンオープンです。
最終成績 | シングルス | ダブルス |
---|---|---|
優勝 | 250(ポイント) | 200 |
準優勝 | 125 | 100 |
準決勝 | 63 | 50 |
準々決勝 | 31 | 25 |
ベスト16(R16) | 16 | 13 |
ベスト32(R32) | 8 |
グランドファイナルに招待されるには以下の条件を満たす必要があります。
11月18日に今年最後のワールドツアープラチナのオーストリアオープンが終わりグランドファイナルへの招待選手が以下のように確定しました。
累計ポイントの後のカッコ内の数字は出場大会数です 。
[12/10追記]12/9に更新されたリストで、馬龍がキャンセルとなり大島が繰り上がりで16名に入りました。馬龍は怪我のためのキャンセルのようです(ITTFニュース)。
女子選手名 | 累積ポイント | 男子選手名 | 累積ポイント | |
---|---|---|---|---|
1 | 王曼昱(中国) |
1856(8) | 許昕(中国) | 1750(8) |
2 | 石川佳純(日本) | 1576(11) | 樊振東(中国) | 1500(5) |
3 | 劉詩雯(中国) | 1425(7) | 馬龍(中国) | 1039(6) |
4 | 伊藤美誠 (日本) | 1127(11) | 梁靖崑(中国) | 947(5) |
5 | 丁寧(中国) | 1113(7) | 張本智和(日本) | 909(10) |
6 | 陳夢(中国) | 1097(5) | 張禹珍(韓国) | 655(9) |
7 | 朱雨玲(中国) | 900(5) | 林高遠 (中国) | 641(5) |
8 | 徐孝元(韓国) | 613(9) | ウーゴ・カルデラノ (ブラジル) | 638(7) |
9 | 鄭怡静(台湾) | 539(8) | 水谷隼(日本) | 491(7) |
10 | 陳幸同(中国) | 492(9) | フランツィスカ(ドイツ) | 486(10) |
11 | 佐藤瞳(日本) | 486(11) | 林鐘勲(韓国) | 462(9) |
12 | 何卓佳(日本) | 437(5) | 李尚洙(韓国) | 444(8) |
13 | 平野美宇 (日本) | 467(11) | 黃鎮廷(香港) |
432(8) |
14 | 孫穎莎(中国) | 466(8) | 劉丁碩(中国) | 396(6) |
15 | 馮天薇 (シンガポール) | 465(9) | 丹羽孝希(日本) | 388(10) |
16 | 芝田沙季(日本) | 437(10) |
ボル(ドイツ) |
363(5) |
(16) |
308(9) | 大島祐哉(日本) | 349(9) |
ダブルスはポイントは記載していません。国名の後ろの数字は出場大会数です。
女子ダブルス | 男子ダブルス | 混合ダブルス | |
---|---|---|---|
1 | 伊藤美誠/早田ひな(日本) 6 |
鄭栄植/李尚洙(韓国)7 | 田志希/李尚洙(韓国)3 |
2 | 陳幸同/孫穎莎(中国)6 | 大島祐哉/森薗政崇(日本)6 | チャ・ヒョシム(北朝鮮)/張禹珍(韓国) 2 |
3 | 田志希/梁夏銀(韓国)9 | 黃鎮廷/何鈞傑(香港)8 | 鄭怡静/陳建安(台湾)5 |
4 | 陳可/王曼昱 (中国)4 | 廖振珽/林昀儒(台湾)11 | 梁夏銀/林鐘勲(韓国)3 |
5 | 劉高陽/張瑞(中国)4 | 張禹珍/林鐘勲(韓国)6 | 石川佳純/吉村真晴(日本)3 |
6 | 杜凱栞/李皓晴(香港)8 | 陳建安/荘智淵(台湾)10 | 伊藤美誠/森薗政崇(日本)2 |
7 | 佐藤瞳/橋本帆乃香 (日本) 5 |
林兆恒/呉柏男(香港) 7 | 杜凱栞/黃鎮廷 (香港)4 |
8 | 呉穎嵐/蘇慧音(香港) | エチェキ/SZUDI(ハンガリー)5 | バラゾヴァ/ピシュテイ(スロバキア) 5 |
日付 | 種目/ラウンド |
---|---|
12/13(木) | 混合ダブルス/女子ダブルス/男子ダブルス 準々決勝(13:00~) |
女子シングルス/男子シングルス 1回戦(R16) 各4試合(19:00~) | |
12/14(金) | 女子ダブルス/男子ダブルス 準決勝(10:00~) |
女子シングルス 1回戦(R16) 2試合 |
|
混合ダブルス 準決勝(14:00~) |
|
女子シングルス 1回戦(2試合)/男子シングルス 1回戦(4試合)(15:15~) |
|
女子シングルス/男子シングルス 準々決勝(各2試合)(19:00~) |
|
12/15(土) | 女子シングルス/男子シングルス 準々決勝(各2試合)(13:00~) |
混合ダブルス 決勝 |
|
女子シングルス/男子シングルス 準決勝(19:00~) | |
12/16(日) | 女子シングルス/男子ダブルス 決勝(14:30~) |
男子シングルス/女子ダブルス 決勝(19:00~) |
(メモ)時間は開催地の韓国の時間ですが、日本とは時差がありません。
以下のサイトでライブ配信がある可能性があります(今回配信対象の卓球台(Table)はTable 1(T1)~Table 2(T2) と思われます)。韓国の仁川 は日本と時差がないため時間は同じです。
12/13(土)~12/16(日曜) の全試合のライブ配信があります(Table1とTable2)