3月5日からワールドツアープラチナのカタールオープンがカタールのドーハで始まります。本戦に先立ち予選が3月3日と4日に行われます。
今回のカタールオープンは年6回あるワールドツアープラチナの第2戦、ワールドツアープラチナを含めたワールドツアー(計年12回)として第3戦となります。
今回のカタールオープンに出場する日本選手は女子14名と男子7名、合計21名が出場します。中国はトップ選手全員を含め男子15名、女子14の総勢29名が出場します。
大会の概要、大会日程、出場選手、ライブ配信の視聴方法についてまとめました。
1. 大会の概要
2020カタールオープンは年間に6大会あるワールドツアープラチナの2番目の大会です。
(1) 競技種目
行われる競技は以下の6種目です。
- 男子シングルス、女子シングルス
- 男子ダブルス、女子ダブルス
-
混合ダブルス
(2) 試合方式
- 男子/女子シングルス：すべて7ゲームマッチ
- 男子/女子ダブルス：すべて5ゲームマッチ
-
決勝トーナメントはシングルスはベスト32、ダブルスはベスト16から
- 予選も本戦同様に勝ち抜きのトーナメント方式で行われる
(3) 獲得できる世界ランキング用のポイントはこちらを参照
(4) 賞金総額：400,000米ドル（約4300万円）
シングルス優勝賞金：44,000米ドル（約480万円）
| 日付 | 女子シングルス | 男子シングルス | 女子ダブルス | 男子ダブルス | 混合ダブルス |
|---|---|---|---|---|---|
| 3/3（火） | 予選トーナメント (1回戦(R128)) | 予選トーナメント(1回戦(R128)) |
|
|
予選トーナメント (1回戦(R32)) |
| 3/4（水） | 予選トーナメント (2回戦(R64)、3回戦(R32)) |
予選トーナメント(2回戦(R64)、3回戦(R32)) | 予選トーナメント (1回戦(R16)) |
予選トーナメント (1回戦(R16)) |
予選トーナメント (2回戦(R16)) |
| 3/5（木） | 決勝トーナメント 1回戦(R32) |
決勝トーナメント 1回戦(R32) |
決勝トーナメント 1回戦(R16) |
決勝トーナメント 1回戦(R16) |
決勝トーナメント 1回戦(R16) 準々決勝 |
| 3/6（金） | 2回戦(R16) 準々決勝 |
2回戦(R16) | 準々決勝 準決勝 |
準々決勝 準決勝 |
準決勝 |
| 3/7（土） | 準決勝 |
準々決勝 |
決勝 | 決勝 | 決勝 |
| 3/8（日） | 決勝 | 準決勝 決勝 |
（メモ）予選の詳細なスケジュールはこちらを、本戦(決勝トーナメント)の詳細なスケジュールはこちらをご覧ください(PDF文書です)。
今大会に出場する日本選手は、次のとおりです（太字はシングルスのシード選手です）。
・女子
平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、佐藤瞳、加藤美優、芝田沙季、橋本帆乃香、森さくら、塩見真希、長﨑美柚、木原美悠、小塩遥菜、横井咲桜、杉田陽南
・男子
張本智和、丹羽孝希、水谷隼、森薗政崇、宇田幸矢、戸上隼輔、神巧也
シングルスには全選手が出場します。女子ダブルスは、平野美宇/石川佳純、長﨑美柚/木原美悠、男子ダブルスは戸上隼輔/宇田幸矢、張本智和/森薗政崇、混合ダブルスは伊藤美誠/水谷隼と各1ペアずつ出場します。張本/森薗ペア以外はシードです。
中国選手は、2月初めに終わったドイツオープンの後、コロナウィルスの感染が深刻になった中国に帰国せず、カタール政府の好意でカタールで練習していました。そのためドイツオープンの出場選手に国際大会出場停止処分の解けた王楚欽が加わったメンバーになっています。出場選手は日本選手より多く29選手(女子14名、男子15名)です。
以下に出場する選手を挙げます(太字はシングルスのシード選手です)。
女子：陳夢、王曼昱、孫穎莎、劉詩雯、丁寧、朱雨玲、陳幸同、王芸迪、何卓佳、顧玉婷、銭天一、劉斐(LIU Fei)、張瑞、孫銘陽
男子：許昕、樊振東、馬龍、林高遠、梁靖崑、王楚欽、趙子豪(ZHAO Zihao)、周啓豪、徐瑛彬(Xu Yingbin)、閻安、徐海東(XU haidong)、周雨、徐晨皓( XU Chenhao)、方博、向鵬(Ziang Peng)
ダブルスは、女子は朱雨玲/王曼昱、丁寧/陳夢、男子は馬龍/許昕、樊振東/王楚欽、混合ダブルスは許昕/劉詩雯、王楚欽/孫穎莎の各ペアが出場します。樊振東/周雨ペアと王楚欽/孫穎莎ペア以外はシードです。
(2020/3/5追記)劉詩雯はけがのためキャンセルとなりました。
女子シングルスは、日本と中国の選手以外はシンガポールの馮天薇、オーストリアのポルカノバ、香港の杜凱栞がシードに入っています。
男子シングルスは、香港の黃鎮廷、ブラジルのカルデラノ、ドイツのフランチスカ、スウェーデンのファルク、フランスのゴジ、イングランドのピッチフォードがシードになっています。
韓国勢は、コロナウィルスによるカタールの入国制限で入国できずキャンセルとなったようです。
以下のサイトでライブ配信がある可能性があります（今回配信対象の卓球台(Table)はTable 1(T1)～Table 3(T3) です(予選の)）。カタールのドーハは日本と6時間時差があり、日本が6時間早いです。つまり、現地の10時は日本の16時になりますので注意が必要です。
- itTV（ITTF(国際卓球連盟)の配信サイト）
- BSテレ東（テレビ放送）
- テレビ東京卓球NEWSカタールオープン特設ページ（金土日のみ）
-
Paravi：日本語解説付きでのライブ配信があります（有料）。
- Laola（画像は itTV と同じ）
