卓球の2017ワールドツアープラチナ第5戦のオーストリアオープンは、予選が終わりが9月21日から本戦が始まりました。1日目は男子と女子のシングルスとダブルスの1回戦が行われます。
シングルス1回戦は32選手(16試合)で行われますが、女子では日本選手はシード選手8名に加え予選から5選手が勝ち上がり13選手います。中国選手もシード選手3選手に加え予選から6選手が勝ち上がり9選手います。これに香港とヨーロッパ選手ですが、ヨーロッパ選手のほとんどは中国帰化選手なので、ヨーロッパで開催の大会ですがアジアの大会のようです。男子シングルスは日本選手は6選手、ダブルスは男女とも2ペアずつです。
(なおITTFのライブ配信については記事の最後に記載しています。)
日本選手 | 対戦相手 | ゲーム カウント |
スコア |
---|---|---|---|
前田美優 | 陳夢(CHN) | 2-4 | 11-9,7-11,4-11,11-8,5-11,5-11 |
長崎美柚 | 李皓晴(HKG) |
2-4 | 11-13,12-10,7-11,11-9,9-11,3-11 |
加藤杏華 | リュウ・ジャ(AUT) | 4-0 | 11-9,13-11,11-6,11-9 |
松澤茉里奈 |
杜凱栞(HKG) | 2-4 | 11-8,9-11,8-11,3-11,11-4,4-11 |
森さくら | 陳幸同(CHN) | 0-4 | 8-11,3-11,11-13,2-11 |
芝田沙紀 | 孫穎莎(CHN) | 1-4 | 4-11,6-11,11-9,3-11,8-11 |
石川佳純 | 王芸迪(CHN) | 1-4 | 9-11,10-12,11-9,9-11,8-11 |
加藤美優 | 張端(CHN) | 3-4 | 7-11,11-7,8-11,11-5,9-11,11-6,2-11 |
塩見真希 | ユ・フ(POR) | 1-4 | 11-8,5-11,5-11,12-14,8-11 |
佐藤瞳 | 顧若辰(CHN) | 3-4 | 8-11,9-11,11-6,10-12,11-7,9-11,3011 |
橋本帆乃香 | 倪夏連(LUX) | 3-4 | 11-9,11-5,6-11,6-11,11-5,14-16,16-18 |
早田ひな |
リー・チャン(POL) | 4-1 |
11-7,11-5,12-14,11-7,11-9 |
浜本由惟 | フー・メレク(TUR) | 4-0 | 13-11,11-9,11-6,11-7 |
平野美宇 | 顧玉婷(CHN) | 2-4 | 11-6,5-11,8-11,18-20,11-8,6-11 |
(注)開始時間は現地時間です。日本時間はオーストリアより7時間進んでいるので現地時間10:00は日本時間17:00です。選手名の後ろのカッコ内は国名(CHN=中国、HKG=香港、AUT=オーストリア、POR=ポルトガル、LUX=ルクセンブルクPOL=ポーランド、TUR=トルコ)です。
当然として日本選手と中国選手の対戦が多く1回戦で7試合あります。幸い、日本選手同士、中国選手同士の対戦はありません。
平野美宇はよほど縁があるのかまた中国の顧玉婷(グユーチン)との対戦です。というのは、今年2月のカタールオープン、7月のオーストラリアオープンでも1回戦で当たって1-4、2-4とどちらも負けています。上位に行かないとポイントを稼げないので、今回は、絶対勝ってほしいです。
石川佳純の対戦相手である王芸迪は中国2軍の選手ですが昨年は1軍でした。また、ブルガリアオープンでは加藤美優と橋本帆乃香が、チェコオープンでは浜本由惟が活躍したが、今回注目は加藤杏華かもしれない。というのは、加藤杏華は、今回すでに中国選手2人に勝っているのである。これは、U21の試合での話なのですが、勝った相手は陳可と王芸迪で、陳可は1軍選手です。ちなみに松澤茉里奈も予選で中国の劉高陽に勝っていてこの選手も1軍の選手です。
日本選手 | 対戦相手 | ゲーム カウント |
スコア |
---|---|---|---|
(男子シングルス 1回戦) |
|||
松平健太 | J. グロート(DEN) | 4-3 | 11-12,11-6,11-5,7-11,11-6,8-11,16-14 |
吉村真晴 |
NG Pak Num(HKG) |
2-4 | 11-9,11-13,7-11,9-11,13-11,7-11 |
吉田雅己 | A. ロブルズ(ESP) | 4-2 | 6-11,11-9,11-8,8-11,11-6,11-5 |
森薗政崇 |
H. カルデラノ(BRA) | 2-4 | 0-11,11-7,7-11,11-9,9-11,8-11 |
大島裕哉 | B. シュテガー(GER) | 1-4 | 8-11,5-11,6-11,11-4,4-11 |
丹羽孝季 |
J. モンテイロ(POR) | 4-11 | 11-8,5-11,11-7,11-7,11-6 |
(女子ダブルス 1回戦) |
|||
佐藤瞳/橋本帆乃香 | D. CECHOVA/K. TOMANOVSKA(CZE) | 3-2 |
11-5,7-11,7-11,11-8,13-11 |
加藤美優/長崎美柚 | B. BALAZOVA(SVK)/H. MATELOVA(CZE) | 3-1 | 6-11,11-7,11-6,11-6 |
(男子ダブルス 1回戦) | |||
大島裕哉/森薗政崇 | T. LAKATOS/B. MAJOROS(HUN) | 3-0 | 11-8,11-7,115 |
丹羽孝季/上田仁 |
M. ALLEGRO/F. LAMBIET(BEL) | 3-0 | 11-3,115,116 |
(注)開始時間は現地時間です。日本時間はオーストリアより7時間進んでいるので現地時間10:00は日本時間17:00です。選手名の後ろのカッコ内は国名(CHN=中国、HKG=香港、DEN=デンマーク、POR=ポルトガル、CZE=チェコ、SVK=スロベキア、ESP=スペイン、BEL=ベルギー、BRA=ブラジル、GER=ドイツ)です。
ITTFのインターネットライブ配信が今回も行われています。Table1~4までの本戦のすべてのテーブルを放送しているようです。ライブ配信はこちらからご覧ください。ただし、ユーザー登録が必要です。無料です。