世界選手権/ワールドカップ/チームワールドカップ » 2018世界卓球選手権(団体戦) » 決勝トーナメント 準決勝の結果
女子は5月3日に準々決勝が終わりベスト4が出そろい、5月4日に準決勝がおこなわれました。
日本は急きょ結成された韓国と北朝鮮の合同チーム統一コリアと決勝進出を懸けて戦いました。
統一コリアチームが出来たことで一気に全世界の注目の一戦になった感があります。統一コリアチームはチームの選手を5名に絞り、試合には韓国の田志希(チョン・ジヒ)と梁夏銀(ヤン・ハウン)、北朝鮮のキム・ソンイの3選手が出場しました。日本は、伊藤美誠、石川佳純、平野美宇でした。
1試合目は伊藤美誠と田志希の対戦でした。準々決勝でちょっと苦労した伊藤ですが今回はストレートで勝ちました。2試合目は石川佳純とキム・ソンイの対戦でした。石川佳純はキム・ソンイにリオオリンピックの1回戦で負けていた(結局キム・ソンイは銅メダル獲得)のですが今年2月のチームワールドカップで勝ってリベンジを果たしました。しかし、石川は何回やってもリベンジの気持ちで戦うと言ってました。
第1ゲームは11-4と簡単に取り、最近の石川のカットマンに対する強さが見え対策は万全かと思いましたが、第2ゲームで戦術を変えられ逆に6-11で取られゲームカウント1-1のタイになりました。第3ゲームは11-8と取りましたが第4ゲームをデュースの上11-13で落とし最終ゲームにもつれ込みました。最終ゲームも中盤以降緊迫したゲームとなりデュースになり、その上キム・ソンイのエッジボールが3回もあり、めげるところですが石川で気力を振り絞って16-14で勝ち切りました。
3試合目は平野美宇と梁夏銀でしたが、平野美宇は対戦経験もあり比較的得意な選手と思っていたようです。第1ゲームを11-4、第2ゲームを11-5と梁夏銀に卓球をさせない内容で簡単に取りました。第3ゲームも平野美宇が6-3とリードしていましたがミスが重なり6-7とされ、3連続ポイントで9-7とした後、4連続ポイントを 許し9-11で取られてしまいました。第4ゲームは、修正しミスも減り11-6で取り勝ち、日本が勝利し決勝進出を決めました。平野美宇はこのゲームでは終始攻めていてポイントを取られる場合もオーバーなどの自分のミスによるものが多かったです。
準決勝の結果は以下の通りです。
日本 vs 統一コリア 3-0 (3-0, 3-2, 3-1)
中国 vs 香港 3-1 (0-3, 3-2, 3-1, 3-1)
以下は現在のトーナメント表です。
男子は5月4日に準々決勝が終わりベスト4が決まり、5月5日に準決勝が行われました。
結果は以下のようになりました。
中国 vs スウェーデン 3-0 (3-0, 3-1, 3-0)
ドイツ vs 韓国 3-2 (1-3, 3-1, 0-3, 3-2, 3-1)
以下はトーナメント表です。