2017ワールドツアー » 2017グランドファイナル(ワールドツアー) » 2017ワールドツアーポイント(10月末時点)
ワールドツアーグランドファイナルに出場するにはワールドツアー全12試合の総合獲得ポイントで原則15位以内に入っている必要があります。
現在は10大会目のオーストリアオープンが終わっていて、あとは次の2大会を残すのみです。
ITTFのホームページにオーストリアオープン後のワールドツアーポイントのリストが出ていましたので、平野美宇や他の日本選手が出場できるかも含めて検証してみました。
赤枠で囲んだのは日本選手です。
日本選手は5名が15位以内に入っています。ただし、平野美宇は14位、早田ひなは15位とぎりぎりです。しかし、ここで上位15位にいながら出場の条件(こちらのページを参照)を満たしていないために出場できないことが決まっている選手がいるのです。条件というのは「5大会以上出場」していることです。つまり、現時点で出場大会数が2大会以下の場合は残り2大会に出場しても5大会にならないのでグランドファイナルには出場できないわけです。そしてこれに該当するのがなんと中国の丁寧なのです。このため、平野美宇や早田ひなの順位は1つ上がります。とはいえ、けして安心できる位置ではないのです。というのは、残りの2大会には中国勢が大挙して出場するからなのです。これによって、次の2つの懸念事項があるのです。
男子シングルスは現在ランキング内に日本選手は6選手います。中国の閻安(YAN An)は現在2大会の出場なので5大会に届きません。また、馬龍は故障で11月の大会は出場できないようなので5大会にはなりません。このため順位が繰り上がり16位の水谷隼は14位になります。しかし、今月の2大会には中国は8名ずつ選手を送り込んで来るので、ボーダーラインにいる水谷隼、大島裕哉、吉田雅己は、女子の平野美宇や早田ひな同様に安心できません。やはり、1回戦で中国選手に当たって勝ち上がって行く必要があります。
[訂正]水谷隼は、現在2大会の出場で残り2大会に出場しても最低5大会の基準に達しないのでグランドファイナルの不出場は決定でした。
おもろかったら「ええやん」してや。Tweetでもええで。