2018ユースオリンピックの卓球競技の女子シングルスは、現地時間の10月9日と10日に 決勝トーナメントが行われ、各メダルの受賞者が決まります。このページでは、決勝トーナメントのスケジュールと結果、トーナメント表を載せます。なお、試合のライブ配信の視聴はオリンピックチャンネルでできるようです(詳細はこちらのページの最後)。
決勝トーナメントに先立ち、現地時間の10月7日と8日に8グループによる予選グループステージが行われ、各グループの1位と2位が予選通過となりました。決勝トーナメントは、この8グループの1位と2位、つまり16選手で勝ち抜きのトーナメント形式で行われます。なお、1回戦で1位通過者同士が当たらないように、別のグループの1位と2位が対戦するように試合が組まれます。
なお、決勝トーナメントは次の日程で行われます。
日付 | 時間 | ラウンド |
---|---|---|
10/9(火) | 10:00~13:00 | 女子・男子シングルス 1回戦(R16) |
15:00~21:00 | 女子・男子シングルス 準々決勝 |
|
10/10(水) | 10:00~13:00 | 女子・男子シングルス 準決勝 |
16:00~19:30 | 女子・男子シングルス 決勝、表彰式 |
平野美宇は1回戦、準々決勝と危なげなく勝ち進んでいます。
(1回戦)
平野美宇 vs LAURENTI(イタリア) 4-0 (11-1, 12-10, 11-2, 11-7)
(準々決勝)
平野美宇 vs マリア・タイラコワ(ロシア) 4-0 (11-2, 11-7, 11-7, 11-3)
準決勝では平野美宇は対戦相手のドラゴマンを寄せ付けず快勝で決勝進出を決めました。孫穎莎も同様に快勝かと思いましたが4ゲームで突如ボールコントロールが乱れ、ボールがコートをとらえきれず瞬く間に1-10となり、最後はそのゲームを捨てた感じでしたが、4ゲームで元に戻り決勝に進みました。決勝は、順当な第1シードと第2シードの対戦となりました。
決勝は、ゲームカウント以上に接戦でした。平野美宇、孫穎莎ともに相手のサービスに手こずりサービスポイントの多いゲームになりましたが、ラリーでわずかに孫穎莎が勝っていたようです。第1ゲームは、孫穎莎先行の接戦で展開し平野美宇は孫穎莎のゲームポイントを2度しのぎましたが3度目で決められてしまいました。第2ゲームでは序盤の接戦から中盤に平野のサービス順で2連続でポイントを取って引き離しゲームを取りました。第3ゲームは平野がずっと先行していましたが終盤で追いつかれ8-8となり、8-10とされた後1ポイント返しましたがゲームを取られました。第4ゲームは8-8まで平行線でしたがやはり8-10とされ1ポイントかえしたところで孫穎莎がタイムアウトを取り、ゲームを取りました。第5ゲームは5-5までは平行線でしたが、その後一気に押し切られてしまいました。今回は負けましたが、試合内容自体は平野にとって最近になくよかったと思います。また、ポイントを取られた際も、肩を落とさずすぐ反省して考えてる様子は一昨年の優勝したワールドカップのような感じで、自分に対する期待の呪縛からやっと解放された感じでした。11月のワールドツアーに期待できそうです。また、孫穎莎とは10月12日から始まる混合チーム種目の決勝でまた対戦しそうなので、今度はぜひ勝ってほしいです。
(準決勝)
平野美宇 vs ドラゴマン(ルーマニア) 4-0 (11-2, 11-7, 11-5, 11-2)
孫穎莎(中国) vs KAMATH A. G.(インド) 4-1 (11-3, 11-7, 11-6, 1-10, 11-5)
(3位決定戦)
ドラゴマン vs KAMATH A. G. 4-1 (8-11, 13-11, 11-9, 11-5, 11-9)
(決勝)
平野美宇 vs 孫穎莎 1-4 (11-13, 11-9, 9-11, 9-11, 6-11)
対戦をクリックすると試合の予定(開始時刻とテーブル)、または詳細スコア(終了した試合の場合)が表示されます。予定内の「T1」は試合の卓球台(テーブル)の番号で「Table 1」を表します。
トーナメント表の上部の黒いタイトルバーをクリックするとThe Tournamentのサイトでこのトーナメント表を確認できます。